教え子だった20歳代の女性を脅したとして、
脅迫罪に問われた埼玉県川口市立川口高校の前校長市川和夫被告(56)(埼玉県上尾市仲町)の初公判が
5月29日、さいたま地裁熊谷支部(永田誠一裁判官)であり、市川被告は起訴事実を認めた。
被告人質問で市川被告は「メールを送ったのは、会う約束を守らなかったことを謝罪してほしかったから。関係を続けたいと思ったからではない」と述べた。
検察側は「教育界を揺るがした責任は重い」として懲役1年6月を求刑し、結審した。
判決は7月15日。
論告などによると、市川被告は、以前交際していた女性が会うことを拒んだため、
2007年11月30日、同校校長室から女性の携帯電話に電話をかけ、
「人を殺すことだって平気だ。(女性の)交際相手に過去を暴露する」と脅迫するなどしたとしている。
同校は事件発覚後、校長名を空欄にした卒業証書を希望者35人に再交付した。
退職金がパーになり、地位も名誉も失った。
彼はこれからどうやって生きていくのだろうか。
それ以上に、彼の周辺にいる家族がかわいそうである。
老いらくの恋
それは、そんなに美しいものでももなく
そして、非常に高くつく。
生活保護でも受けて生きていくしかないだろう。