知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

ラクマの便乗値上げ

2019-09-29 09:52:35 | 世情
消費税が8%から10%へ引き上げられるに伴って、ラクマが手数料を引き上げ税額以上に便乗値上げを行います。

改定前 販売した商品価格の3.5%(税込)
改定後 販売した商品価格の3.5%(税別)
「2019年10月1日0時以降に(購入者による)お支払いが完了したお取引」が対象になります。それ以前にお支払いが完了し取引が継続している商品は、これまで通りの料率が適用されます。」

改定前は8%の消費税が含まれているわけですから、10%に引き上げられても値上げはその差2%に限られるわけですが、どさくさに紛れるとはこのことでしょうね。

納得ができません。
消費生活センターに通報しましょう。

ウエールズへの粋な計らい

2019-09-28 19:03:45 | イギリス
ラグビーワールドカップの出場国でウエールズが北九州市でキャンプを行い、9月16日の公開練習の際に、一万人を超える日本人観客がウエールズ語でウエールズ国歌を歌ったそうである。
これがイギリスに配信され、ウエールズ人がウエールズというケルト民族意識を高めたとのこと。
イギリスも複雑な国情で、イングランド→ウエールズ→スコットランド→北アイルランドの順で大ブリテン島への帰属意識が薄まるようだ。
国名がグレートブリテン及び北部アイルランド連合王国ですから、アイルランドにその気がないのもうなづける。

ウエールズ語は死に行く言語で、やがてラテン語同様の運命が待っているのだろう。

このウエールズ語での国歌斉唱、企画した人の才覚に驚いたと共に、ウエールズ人の日本への友好心を煽ったことあぎりないであろうと感じた。

東京書籍 NEW ACTION LEGEND数学3

2019-09-27 20:14:31 | 数学・理学・自然科学
もう35年前、私は数学3から逃げました。
理系といっても化学を志していたので、数学は2Bまでで十分でした。
その年、見事に大学に落ちて、文科系学部を目指しました。
文系学部でも数学で受験できたので、その線で行こうと短絡的に考えていました。
ところが、数学が思った以上に伸びません。
結局、国立大学ですが、試験会場で英語必須、数学か国語をその場で選択できる学部を受験し、試験問題を見て国語を選択したのです。

その後、近代文学を学び、以来何の疑問もなく生きてきました。
しかし、齢知命となり、自分があの時何を目指していたのか、そして何から逃げたのだろうか、もう一度考えようと、この東京書籍NEW LEGEND数学3を、消費税が増税される前に買いました。

数学に再トライです。


メルカリとラクマ

2019-09-25 23:19:17 | 市場・マーケット
商売というのは無知な人間に高く売り付けることが中心です。
情報の非対称性に煮付けこむわけです。
ところがインターネットがこの情報の非対称性を一掃してしまったので、相手の無知に付け込む余地が小さくなりました。
それでも市場が異なると、わずかな情報の非対称性が見られます。

メルカリとラクマ
比較するとメルカリの方が遥かに商品が豊富でして買い手に有利です。安く買えます。
売手にとっては、10パーセントの手数料が苦痛です。
一方で、ラクマ、これはまだ市場が小さいというデメリットもあるらしく、売値が非合理的です。要するに高いのです。反面、手数料は3.5パーセントで済みます。

私はラクマで出品しますが、買い物はメルカリという感じで使い分けてます。
ラクマでは直ぐに売れませんけど、十パーセントの手数料を払う気にはなれないのです。
また、私の出品するものは金券が多く、メルカリからは直ぐに削除されてしまいます。

これらの格差の理由は、
企業ポリシーにこだわるメルカリ、
市場が小さいラクマということに尽きるのでしょうね…


キャッシュレス決済の推進

2019-09-23 14:54:29 | 経済・財政・金融
日本という国の特殊性は、通貨の信任が厚いことです。
中国やインドなどがキャッシュレス決済が進んでいるのは、通貨の信任が低いことの裏返しです。
日本人にはキャッシュレス決済の必要がない。
しかし、キャッシュレス決済に慣れきった外国人に言わせると、甚だ不便な状況です。
先般もスーパーマーケットで中国人がクレジットカードを出して拒否されていました。そのクレジットカードにVISAかMASTERが付いていれば別だったのでしょうが…

私個人的にはデビッドカードを利用してます。

さて、消費税引き上げに供なって、国策としてポイント還元策を講じ、一気にキャッシュレス決済を進めようとしています。
これは主に経済産業省の策ですけど、背後には財務省の意向もあるでしょう。
箪笥預金を吐き出させる訳です。
在家庭の現金が預金化されることによって、資産の補足確度が向上しますしね…

さてキャッシュレス決済が進むのか?
街角からキャッシュレスデスペンサーが消える日も来るのか?