知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

中国の男女人口不均衡

2009-11-30 06:37:28 | 文化
11月30日。
明日から師走
ドバイショックで東京の株式・金融市場は荒れそうだが
それは置いておいて

今日は、男尊女卑の話。

中国では、男女別姓。
通常、父親の姓を継ぐようである。
(まれに母親の姓を継ぐ場合もある。私の知り合いの呂さんは、4人姉妹の末っ子。姉3人の姓は「張」。しかし、4番目の彼女だけ母親の姓である「呂」)
このため、男児が尊重されるらしい。
男女比は120:100らしい。
女児が少ない地域では、人さらいも頻発らしい。
いずれは、中国から日本人の女をさらいに来るかも知れない。
まるで北朝鮮のように…
まったくあり得ない話ではないだろう。
今のうちから対策を立てておく必要があるのでは?

安易な債権放棄は許されない

2009-11-29 08:13:04 | 裁判(判決)
神戸市の公金支出をめぐる住民訴訟の控訴審判決で、
大阪高裁は11月27日、「市側が一審敗訴後に条例改正で市長らへの請求権を放棄したのは無効」と判断した。
支出の違法性を認め、計約55億円を返還させるよう市に命じた。
住民訴訟で訴えられた自治体が訴訟の係争中に請求権を放棄して首長らの支払いを免除するケースが相次いでおり、判決はこうした行政の安直な対応に警告をした。
判決理由で大谷正治裁判長は「条例改正の議決は市長の違法行為を放置し、是正の機会を放棄するに等しい」と指摘。
「住民訴訟制度を根底から否定するもので、議決権の乱用に当たる」と厳しく非難した。
訴訟では、神戸市が職員派遣先の外郭団体に人件費として支出した補助金の適否が争われていたもので、昨年4月の一審神戸地裁判決が矢田立郎市長側に計約47億円の返還命令があった。
これに対し市議会は今年2月、請求権を放棄する条例改正案を可決した。
まさに市側のとんでもない対応。
安直な債権放棄は、本来、議会の議決事項として議会から追求があってしまりだが、その議会までがつるんでいるのではどうにもならない。
裁判所の判決は、正当なものと評価できる。
こういうことでもないと暴走はとまらないのである。

三角の店舗

2009-11-28 06:53:31 | 自由研究
世の中、いろいろな土地がありますが
これだけ鋭角な土地に建っている店舗も珍しいと言えましょう。
手前では焼き物、陶器を売っています。
その先には、今川焼きを売っています。
この通りは元々なかったもので、
新たに道路造る際に買収に引っかかり、三角の土地が残ったのでしょう。
普通は残地補償していますが、さてここはどうなんでしょう。

日本航空は公的資金など投入せず倒産していただいた方が…

2009-11-27 05:46:20 | 世情
OBに支払う企業年金が3割カットされたところで
彼らには厚生年金が別途20万円以上給付される。
今まで40万円以上もらっていた年金が30万円台、それも30万円代後半になるだけの話。
企業年金などない人からみれば冗談を言っているようにしか思えない。
自営業の人なら約7万円、なめているようにしか感じられないことでしょう。
こんなに高い水準の年金を払っていたのでは、
日本航空もゴーイングコンサーンを維持できるわけがない。

日本航空への公的資金の投入など辞め、倒産していただいた方がいい。
少なくとも、そう言う意向をちらつかせないといけない。
OBも理解するだろう。「もらえないよりまし」だと…
その辺分かれば、7割カットでも8割カットも当たり前。

3割カットでは、国民は納得しない。


そばの話

2009-11-26 05:17:49 | 
先日、友人から北海道産のそば粉で打ったそばをいただきました。
この北海道産は、白く、うどんのような感じです。
素人の作ったそばですが、それなりの修行と設備を有しているようで
玄人張り細さ、しなやかさ、のどごしです。
旨いそばを求めて結構いろいろなところへ行くのですが
そこら辺の田舎そばを出す店に比べると遙かに上等でした。
私は、男の料理教室で修行をしましたが、そば打ちは難しくて諦めた口です。
そばは、「努力+才能」ですかね。
その才能とは、努力を惜しまない、継続できる力です。

千葉大学園芸学部の呪い

2009-11-25 06:00:20 | 世情
2007年3月26日に、マンションの一室で英会話講師の英国人女性リンゼイ・アン・ホーカーさん(当時22歳)の遺体が発見された、「市橋事件」。
千葉県警は逃走していた職業不詳、市橋達也容疑者を逮捕した。
同容疑者は2004年5月、千葉大学園芸学部4年の時に窃盗事件を起こし、現行犯逮捕されている。

この間殺された荻野友花里さんも同じ千葉大学園芸学部である。

偏差値的に考えると千葉大園芸学部は、いわゆる墓場。
千葉大の中でも入りやすい学部の一つである。理系の墓場。

入学した者の中には、もっと上をねらっていてやむを得ず入学した者も少なくないだろう。
潜在にはコンプレックスが鬱屈している可能性がある。
自分はもっと上の能力があるのに、こんな所にいさせられている。
そんな勘違いが生まれやすいのかも知れない。
もっと被害者の荻野さんの場合は、当てはまらないと言えば当てはまらないが…。

何でこう事件が多発するのか…

呪いなのか…

公務災害の認定

2009-11-24 06:01:58 | 行政
中国地方の自治体で
建築指導や公共施設の建設、検査、修理に携わった50歳代の男性職員が中皮腫を発症し、仕事上、アスベスト(石綿)を吸ったのが原因として、
公務員の労災にあたる「公務災害」に認定されていたそうである。
建築現場に出向いて働いた地方公務員が石綿による公務災害を認められたのは初めてらしい。
職員は昭和48年以降、建築指導や営繕部門などで勤務。
建物の調査や建材の劣化状況の検査に携わる中で、石綿にさらされる作業にも従事。
平成20年胸膜中皮腫と診断され、公務災害を申請し、今年認定された。
公務災害では、かつて水道管や配管で石綿が使われた関係で、水道業務などでは認定があったが、民間に多い建築現場では表面化していなかった。
この職員の場合は、調査や検査に出向いた記録と、職員の詳細な記憶が残っていたことが決め手になったそうだ。
公務災害も病院関係者には、やりにくい内容らしく、たいていの病院は嫌な顔をするようである。
特に、今回のような事例は、おそらく公務員共済(健康保険に相当)で治療を受けておき、災害認定をもってそれをゼロ生産して改めて地方公務員災害基金に請求する形を取るだろうからかなり面倒。
医療費は全額が基金で支払ってもらえるので3割分が返還される。
しかし、この公務員にとっては、当面の医療費よりもやはり公務災害という手厚い補償が欲しかったのだろう。
年齢的に考えると定年間際。
おそらく退職せずに病気休暇のまま定年を迎えることができよう。

水の江滝子が死んでたんですね…

2009-11-23 06:03:26 | 文化
舞台で「ターキー」の愛称で親しまれ、日活映画のプロデューサーとしても活躍した俳優の水の江滝子さん11月16日午後6時45分、老衰のため神奈川県内で死去したのだそうだ。94歳
葬儀は近親者で済ませたらしい。あの疑惑の銃弾「三浦和義」の叔母としても有名。
1928年、松竹歌劇団(SKD)の前身である東京松竹楽劇部に1期生として入団。タキシードにシルクハット姿で舞台に立ち、日本レビュー史上初の男装の麗人として人気を呼んだらしいが、私の記憶では家族歌合戦の審査員としてか記憶がない。
1953年、東京・浅草の国際劇場の「さよならターキー」を最後に引退したものの、翌年、映画製作を再開した日活にプロデューサーとして入り、石原慎太郎氏の芥川賞受賞作「太陽の季節」を映画化した時、同氏の弟裕次郎をスカウトしてデビューさせた。その後「風速40米」「俺は待ってるぜ」などのヒット作を連発し、裕次郎をスターに育て上げたのをはじめ、浅丘ルリ子らの人気スターを世に送り出すといった多才なかただったようである。
死因が「老衰」って幸せなんだか、不幸なんだか…?

地方分権の限界

2009-11-22 06:01:20 | 行政
鹿児島地裁が同県阿久根市の男性職員(45)に対する懲戒免職処分の効力停止を命じ、職員が職場復帰した。
しかし、阿久根市はこの職員に対して10、11月分の給料の支払いをしなかったそうである。(11月20日時点)
阿久根市総務課は「支払う必要はない」との指示が竹原信一市長からあったと説明している。
男性職員は効力停止の決定を受け、10月26日に復帰。
しかし、登庁はするものの、処遇が決まっていないため、そのまま帰宅する毎日なのだそうである。
仕事をしていないから金を払わないという所もあるのだろうが、どう考えても市長の指示は行き過ぎの感がある。
市長の指示に黙って従わざるを得ない市の状況がうかがえる。
職員は市長に抵抗し得ない。
こういう点は総務省などが指導しないと駄目なんだろう。
結局、この辺に地方分権の限界が見えてくる。
国もその辺を分かっているのだろう。
 

黄砂に吹かれて

2009-11-21 06:37:10 | 環境・気候
突然、黄砂の話です。

正直、黄砂は迷惑。
洗濯物が汚れます。
日本では、年中黄砂が吹いている訳じゃないのですけど…

中国の内蒙古自治区の砂漠から黄砂は風に吹かれて飛んできます。
その内蒙古自治区の砂漠は年々拡大しているそうです。
地図上に存在している湖のいくつかは既に枯れ果ててなくなっており
事態は深刻なんだそうです。

砂漠化の大きな原因は「過剰な家畜の放牧」など。
草原はヤギや羊などに根こそぎ食べ尽くされ、その土地が本来持っていた自然回復力を上回る速度で現在も無理な開墾や放牧が続いているため、緑が戻らないそうです。

中国では、乾燥など厳しい気候条件のもとで自然に形成されたものは「砂漠」と呼び、人間の活動によって砂漠になってしまったものを「沙地(さち)」と呼んで区別しています。

もともと草原地帯だった内蒙古自治区には、年平均で約400mm(日本の約4分の1)の降水量があるそうです。
年間降水量が400mm以下になると樹木が育つのは難しいといわれているそうで、
降水量から考えると草原に戻すことは不可能ではないようです。

中国政府には、何とかして砂漠化を食い止めてもらい
迷惑な黄砂を減少させて欲しいところです。