知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

多重債務は繰り返される

2007-04-21 07:10:23 | Weblog
政府は4月20日、多重債務者対策本部(本部長・山本金融相)を開き、「多重債務問題改善プログラム」を決定した。
改正貸金業法が完全施行され、上限金利が大幅に引き下げられる2010年までに、全国547市町村で相談窓口を充実させることなどが柱。

国、地方公共団体関係者が一体となって実行する」と方針を語り、菅総務相も「市町村に対策の充実を要請し、国によるマニュアルを作成して(市町村の)相談にあたる」と述べた。
プログラムは、すでに一定の相談体制がある547市町村には、多重債務者に対する丁寧な聞き取りや具体的な助言、弁護士など専門家の紹介をできる窓口を整えるとした。
追加融資を受けられなくなった多重債務者には、セーフティーネット(安全網)貸し付けが必要となるため、地域のNPO(非営利組織)や信用組合などによる低利融資制度を展開する。
多重債務を防ぐための金融経済教育の強化や、ヤミ金融撲滅に向けた取り締まりの強化――も打ち出している。
昨年12月に成立した改正貸金業法が完全施行されると、貸金業者の融資審査が厳しくなり、追加融資が受けられずに自己破産したり、非合法なヤミ金融に走ったりする人の増加が懸念されている。
このため、多重債務者を救済するプログラムがまとめられた

夜逃げや本舗じゃないが、行政の福祉部門には、同じことをやっている人がいるらしい。
住民票を動かさずに、夜逃げさせ、
警察や小学校、中学校と連携して、
ヤミ金融の手から逃れる。

しかし、金を借りる癖は抜けないもので、結局同じことを繰り返してしまう人が多い。

そんなことに貴重な税金を投入するのも変だと思う。
結局は、自己責任のはずでは?

最後は、日本国憲法第25条(生存権)がものを言うわけである。
「死なせてはいけない」
我が国の憲法もすてたもんじゃない。