知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

統一地方選を振り返って

2007-04-09 06:30:40 | Weblog
政治家養成所の出身者は、皆、立候補者に高齢者が多い選挙区で
若さに任せて当選するという黄金律を依然維持して成功しているようである。
彼らの政策自体は、地域性を除けば、どの政治家養成所出身の候補者も似たようなものであり、
衆議院議員や参議院議員の秘書からの転身が大半で、青年会議所に属している場合が多い。
この戦法は、間違いなく有効であるが、逆に、高齢者陣営が同様に若いダミー候補をあてたらどうなるのであろうか?
こうなると、ただ若いと言うだけでの差別化が無効になるだろう。
なぜなら、若いだけで入れる人はそちらにも票を入れるので、そういう浮動票を分散させるにはもってこいだからである。

それから、共産党に対しては、厳しい評価が行われた感を持った。浮動票が共産党には流れなかったのだろう。

何でもかんでも福祉を手厚くすればいいというものではないと思う。
私が祈ることは、子どもたちに負担の少ない明日を造って欲しいと言うことだけである。