知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

混迷する社会の縮図…小学校

2007-04-10 21:37:55 | Weblog
子どもの小学校の入学式に行って来ました。
静粛さはもはや失われており
親の自制心の喪失と、
その親に育てられている子どもの不躾さを目の当たりにしました。

席に座っていられない子ども
その子どもの行動を正当化し、教育機関の責任だと詰る親
日本語が話せない外国人の子ども
日本国籍と思われるが顔つきがエキゾチックな子ども
生活保護世帯の子弟

おそらく我が国が抱えている混迷が凝縮しているのでしょう

担任の先生は45歳くらいでしょうか
ベテランの方ですが、昔はこんな状況ではなかったでしょう。
先生のご苦労が予想されました。

我が子には、社会の縮図の中で、人間との関わり方を学んで欲しいと思います
すべてのトラブルは自分で解決しなければならないのですから…

危険なゼロサムゲーム化の虞…企業誘致合戦

2007-04-10 11:32:00 | Weblog
他所から既存企業を誘致して雇用を増やし、地域の税収を拡大する。
これが行政による企業誘致の本質だろうが、国内限定マクロで見ればゼロサムゲームである。
逆に、強引な開発を誘導したり、不当な税の減免等につながることあるだろう。
海外からの企業を誘致することはGDPの成長へつながる。それは認める。
雇用の拡大につながる大型企業の誘致にも相応の効果があるだろう。
しかし、国内企業の誘致数を競ったところで果たしてどれだけの意味があるのだろうか?
限度を超える誘致合戦には、いささか疑問がある。
必ずしも企業の本音は、行政のそれとは異なるだろう。

もう一度、資源配分、所得の再配分、景気の調整の基本3原則に立ち返る必要があるだろう。