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写真はカリフォルニア州のモントレーで観た眩しく燃える太平洋。
遥か彼方に日本を想う...。
太平洋の奇跡...ネイティブアメリカン(アメリカンインデアンと呼ばれる人々)の目で太平洋の遥か彼方で66年前に終った太平洋戦争の事を考えてみた。
その機会はこの映画
先月、この映画を観る機会に恵まれた。
戦争末期において、サイパン島で47名の日本の兵隊と島民が4万5千のアメリカ兵に対峙する真実を元にしたストーリーである。
日本とアメリカ両国の視点で見た太平洋戦争の映画である。
戦争というのは平和に対峙した言葉、戦争映画を観て平和の価値をかみ締める事が出来ればそれは世に貢献する良い映画であると思っている。もし戦争映画で戦争、戦闘、兵士などに対して カッコイイとかの憧れを懐く映画は戦争映画ではなく洗脳映画として区別したい。
太平洋戦争をネイティブアメリカンの目で観た...。
それはこの夏の中西部の旅でネイティブアメリカンの霊性に触れたからである。
征服された彼らが太平洋の先に見た物はなんであったのだろうか?
...
ヨーロッパ人に対峙した日本という国、
戦争には敗れたが...
奇跡を見せた。
日本が戦ったのは、奇跡であった。
日本人、アメリカ人が奇跡だ!と思う以上にネイティブアメリカンにとってはもっと大きな奇跡であったのかも知れない。
ヨーロッパで起こった大航海時代、植民地争奪戦、正教徒、アメリカ大陸西部開拓、その延長にあったのが太平洋戦争。ヨーロッパからのうねりがアメリカを東から西に飲み込んで、太平洋を渡った、アジアを覆って世界を包むと思われたが日本に当たって...
波は...はじかれた!
その時依頼、歴史の流れは変わった様に感じる。
...
ただ、奇跡は時間をかけた地味な努力の蓄積。
戦中を奇跡的に生き抜いた人々がいた、そう思うと今の自分はもっと頑張れると思う。戦後の高度成長期の日本人はそういった気概を持っていたはずだと気付かされた。
...
ふと気が付けば自分は走っており、意識すると手の中にバトンを握り締めていた。
ただ、そんな状況下で全力疾走しながらもコースは指定されていない...。
コースは自分で探すように...だと。
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