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Heavy Loding(重装備)の四輪駆動車を駆ってジャングルを駆け回る姿こそがオーバーランダーとしての象徴的イメージが強い。
では、オーバーランダーとしての本質は何か?
それは現実的にはこういう時に実際に試される。
そのキーワードは たまたま。
日頃から4x4を飼い馴らし、知識と経験を蓄積し、リカバリー等の道具の使用にも長けている。しかし、事が起こるのは整備と装備が行き届いた4x4を運転している時ではない、車の故障や脱輪など、普段使わない普通乗用車やトラックを たまたま 運転している時に起こるのである。リカバリー等の道具などはない、予備パーツも無い、あるのは備え付けのジャッキのみ、しかしレンチが見当たらないぞ、さて困った、どうしょう?
装備を満載したトラックを使用しての経験と知識が豊富であって、それが最低条件だと思っていると、こういう状況の時に失望してしまう。
実は、
こんな状況に追いやられた時にこそ本質が試されるのである。
オーバーランダーとしての本質が、
あなたなら、そんな時どういう感情を抱くであろうか?
いかにその状況を抜け出すか?周りにある物で対応するか、助けを呼びに行くか、解決方法は一つではない。その姿勢は自分で考え、あらゆる可能性を検討し、自分で行動する事。誰か他人のせい、道具のせい、自分の選択のせい、にしてはいけない。運の悪さを嘆いてはいけない。運の悪さを楽しむのがよい。
そして、後になって思う。あの時 たまたま 通りすがりのトラックが...とか、たまたま 落ちていた角材を車輪下に押し込んでとか...。
事の解決も、結果 たまたま であったりする。
オーバーランダーの本質とはこの たまたま と向かい合う姿勢ではないかと思っている。
仕事や人生そのものでもある。
...結果、それが面白いのである。
応用力 発想力 柔軟性 ですかね。
大切な事は幾つになっても夢を持つという事がこの本質の前方にあると感じています。
日ごろ、要らん荷物(お守りとも云う)を満載した、“ 尻下がり ” のヨンマルに得意げに乗っている私には。。。
何の反論もございません。。。笑