
酔芙蓉って不思議な花。
アオイ科の花でちょうどいまぐらいの時期に咲く。
今年はちょっと遅れたかも。

この花は、朝咲き始めは白で、昼頃は薄いピンク、夕方には紅色に変わる花。
ただ、定点観測をした訳ではないのではっきりしたことはわかりません。
例えば、朝からBPノスタルジックカーショーさんやすーさんがお酒を飲んでいて夕方にはすっかりベロンベロンになった感じかな。

京都では、一番多く見られるのが山科の大乗寺が有名かな。
ただこの大乗寺かなりアクセスがむつかしい。
駐車場も狭いしね。
難易度が高いかも。

芙蓉というと中国では蓮のことなんだそうです。
水に咲くので水芙蓉、日本でいう芙蓉は、木芙蓉といっているらしい。

芙蓉の花は短命で、一日花のはかなさに諸行無常の教えを悟らせてくれる。
そういえば「所業無茶」という国もある。
困ったものです。いずれ内側から崩壊してゆくのでしょうね。
それが諸行無常。
つまり「この世のあらゆるものはすべて移ろい行く」。
身体でいうと「動的平衡」というやつですね。
人間の細胞だって三カ月~半年も経てば全部新しいのと入れ替わるらしい。
半年前の私は、いまもういないということになります。
こんなことを考えるとめまいがしてきます。

そういえば福岡伸一氏の『動的平衡』(木楽舎刊)を読んでいてショックだったことがある。
「コラーゲンを食べたら、皮膚がきれいになるというのは幻想」と書いてありました。分子生物学者がおっしゃっているのだから否定できない。
コラーゲンを多く含んだ食品を食べても、腸で吸収される時は、アミノ酸に分解され吸収される。
そのアミノ酸は血液にのって全身に運ばれ各部分で新しいたんぱく質となる。
だから皮膚や髪の毛だけに行くとはかぎらないそうです。

またコンドロイチンやヒアルロン酸も同じ。
口から入ったものが膝の関節に行くとは限らない。
また肌からコラーゲン配合の化粧品を塗っても吸収されない。単に肌の皺をヒアルロン酸や尿素、グリセリンなどの保湿剤で埋めたというだけ。
なんか夢が壊れませんか?

ただしプラシーボ効果というのもある。
スッポン鍋を食べた次の日はお肌がプルプルなんていう人が多いものね。
※プラシーボ効果/偽薬効果。本物の薬のように見える外見をしているが、薬として効く成分は入っていない、偽物の薬の事である。それを権威のある人(ドクター)がこれは新薬で効果抜群といいながら飲ますと効いてしまう。そんなこと。

文のはじまりと終りが全然違った色になってしまいました。
その心は、酔芙蓉。(一応、ととのいました!)
大乗寺地図
Twitter→@kyo_otoko
私もと思いつつ、まだ実現していません。
木に咲く蓮か~。成る程。
細胞の入れ代わりね。
常に新しい自分になって行くのですね。
アクセスが難しい。
花も今年は遅れ気味。
咲くと散るのも早いしね。
人間って不思議ですよ。自分の細胞が80~100兆あります。その何倍も多い微生物、細菌類と共生している。自分ってどこまでが自分なんだろうって考えてしまいます。記憶だってとてもあいまいだしね。いまとここが唯一確かなことかも。
結構大きい・・・?
花見酒で一緒に酔っ払ったら楽しいかも?などと考えました。(笑)
すっぽんじゃなくて、日本酒の生酒を飲んだら翌日お肌がプルプルになったことはあります~。
芙蓉って大きい種類が結構あるでしょ。
日本酒をお風呂にいれると効くそうですよ。酒粕パックとか効きそう。
私は、だめか。アルコールのアレルギーなんで腫れます。
(東急ハンズで買えます。)
ちなみに肌がプルプルになる生酒もここのもの。全ての生酒でこうなるわけではないのでおもしろいですね。
結局は酵素の力なのかな?
こんな風にピンク色になる女の子、
職場にいます。
プラシーボ効果。
気の力ってすごいですよね。
関節の痛みが軽減する人いますから。
それはそれでいいのでしょうね。
想いの力はすごいですよ。
同じ条件でも結果が違いますから。