京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

落ち葉とお菓子

2006年12月24日 06時42分45秒 | 和菓子


紅葉のシーズンがようやく終わり、師走の風で落ち葉がいっぱい。
マンションの管理人さんは、掃いても掃いても落ち葉がたまり、ため息をついておられました。
ごくろうさま。集めた落ち葉は、近くの保育園にあげるのだそうです。
落ち葉焚きをするのかな?いいな焼き芋。



いまの時期は、落ち葉テーマの上生菓子も多い。
これはいかが?
鍵善良房「木守」。



こなしで、中は黒つぶ餡
真如堂の風景を思い出します。



紅葉の木に対する思いやりのようなものを感じ心が暖かくなりますね。



これは変った上生菓子ですね。
二条若狭屋「枯葉」。
葉っぱが外郎(ういろう)でできているんです。柔らかいのです。
中身は黒つぶ餡。
この皮と餡がとてもバランスよい甘味でした。
日本以外の方は、落ち葉を観て風流と思わないかも知れませんね。
落ち葉があって次のシーズンが来る。生命の循環を感じます。
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4 コメント

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おはようございます (すー)
2006-12-24 08:26:18
落ち葉と言えば、銀杏の葉が未だに落ちずに木についてるところをかなり見かけますね。
やはり、今年の冬は何か変です。
でも、二条若狭屋「枯葉」は凄い・・・・
葉を落とした木々を良く見ると、既に春の準備を着々としていますね。
自然は凄いです。
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>すーさん、こんにちは (京男)
2006-12-24 10:10:00
銀杏はまだ残っているし、場所によっては紅葉がみれます。本格的な異常気象ですよね。
テレビとかでは言わんけど。雪も少ないようですね。スキーに行こうと思っている人はがっかり。
この分でいくと来年の夏は水不足かな。
落ち葉の様子までお菓子にするのはすごいですよね。
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枯葉 (おけいはんのおかあはん)
2006-12-24 14:12:49
日本以外の方は落ち葉どころか
紅葉を愛でる習慣もないのでしょうね。
すーさんと同じく二条若狭屋さんのお菓子に感嘆しました。
わびさびの風情をうまく形にされてますね。
黒文字できれいに切って頂きたいものです。
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>おけいはんのかかあはん、こんにちは (京男)
2006-12-24 14:49:43
秋の虫の声を風流と感じるのも日本人だけなんだそうです。日本でよかった。
「枯葉」を和菓子の題材にするのはすごいですよね。
なんだか食べるのがもったいない感じがする。
すばらしいですね。
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