
ここは、京都祇園の花見小路。
四条通を東西のメインストリートというなら、南北のメインストリートといもいえる存在。
花見小路は四条通より上(かみ、北側)は、スナックやクラブが入居するテナントビルが並んでいます。
下(しも、南側)は、古くからある犬矢来(いぬやらい)や格子作りのお茶屋や料理屋さんが並びます。
近年、電線が地中に埋められすっきりした状態になりました。
京都に観光で来られる方はここを見にいかれるでしょう。
南の奥に建仁寺の駐車場や競馬の場外馬券売場があるせいか、車が入ってきます。
なんとかここを歩行者天国にするいいのに。

さて本来の話題。
祇園を歩いているとよくこんな提灯をみかけます。
提灯にデザインしてあるのが「団子」。
小さい時からあこがれのアイテムね。

これは、祇園甲部と乙部(祇園東)のマークね。
祇園甲部地域の八ヶ町を意味した八つの丸がつなぎ団子になって描かれた紋章です。

よく似たマークに上七軒のマークがあります。
五つの団子を2本組み合わせ輪になっています。
つまり団子が10個連なっています。しかも白地に赤の団子。
上七軒の団子は、豊臣秀吉が「北野大茶会」を行ったとき、七軒茶屋より秀吉に献上した名物のみたらし団子に因んだものなんだそうです。
※本日(4月11日)ベランダからの桜。まだがんまってくれています。


そんな意味がね。
意味を知ってみるとまた違う感じに見えるでしょうね。
ベランダからのさくら、まだ満開で頑張っていますね。
私も常々不思議に思っていたんです。
これでスッとしました。
ずっと「祇園の月」のマークだと思っていたんですよ。
ベランダからの桜、今年は長持ちしているように思います。
やっぱり良いですね、電柱無いと。
ちょうちんのマーク、団子だったとは知りませんでした。
もちばなかと思ってました。つなぎ団子なんだ。
いまさら・・・って思いますよね。
歩いてみるとこの電線と電柱がないのに気づきます。
古い街並みは電線や電柱が無いほうがいいですね。
後でPhotoshopで消さなくていいですから。(笑)
団子マークわかりましたか。
これも意外と知らないんですよ。京都人でも。
すっとしたでしょ。