京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

普茶料理1

2005年07月18日 05時39分14秒 | 
15日の続きになります。
冷やしアメでお腹が一段落して、ゆっくり三室戸寺を散策し、お昼近くなった。いったん京阪電車の三室戸駅に戻り、電車に乗りひと駅中書島よりの黄檗まで行く。萬福寺に行く前にお腹を満腹にしておこうと普茶料理(ふちゃりょうり)を食べに入る。普茶料理は、中国式の精進料理です。私は、日本の精進料理よりこの形式の方が好きやね。中国人の方が食に関してはどん欲やね。同じ精進でもすごいエネルギーを使っている。逆に言うと業が深いのかもしれへん。
普茶料理は、1661年(寛文元年)中国明の高僧隠元(いんげん)禅師により黄檗宗と共に日本に持ってきた。明風の精進料理です。名前の由来は、普(あまね)く衆に茶を供するの意と、赴(ふ)茶(茶に赴く)の意味とあり、いずれにしても禅門の茶礼(儀式法要など行事が終わった後全山の人が一堂に会し茶を喫しながら意見交換協議)の後労を犒(ねぎら)う為に作法に従って出されるご馳走ということになります。



席に着くとお茶と抹茶の落雁から始まります。
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2 コメント

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そうだったんですか (まさみ)
2009-10-25 21:20:50
閑臥庵というお寺に行ったとき
「普茶料理」が食べられると言われました。
何のことかなと思っていたら
精進料理の事なんですね。

自分で調べようとしないアホボン。
ダメですねえ。

きれいで美味しそう・・・・
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>まさみさん、こんばんは (京男)
2009-10-25 22:12:30
これは、四季で少しずつ変化します。
中国式の精進料理を京風にしたような感じなんです。ぜひ食べるといいですよ。
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