ここは、法伝寺。真如堂の門前にあります。
お寺なのになんで鳥居なの・・・と言いたくなりますね。
春はここは桜が咲いてきれいですよ。いまはあかんけど。
ここは、真如堂の塔頭かも。鳥居は神仏習合的な意味なんだろうな。
ここは、叱枳尼天(だきにてん)をお祀りしています。
叱枳尼天は、サンスクリット語で「ダーキニー」。
「ありがとう」という意ではありません。それは「オオキニ~」です。
そのダーキニーさんは、もともと人間を食べる夜叉神だった。大黒天に姿を変えた大日如来によって改心させられた。大黒天さんは、もともと「マハーカーラ兄貴」または「大暗黒天」とも呼ばれる。青黒い身体に憤怒の表情をした神でちょっとその世界(どの世界やねん)の強面だった。
この兄貴に諭されたダーキニー姐さんは、日本に入ると、狐神信仰と結びつけられ、狐を眷族とする稲荷神として、庶民の信仰の対象となった。商売繁盛に御利益があるらしい。(エライ変わりようやね)
叱枳尼天さんは、一般的に左手に如意宝珠または火焔宝珠を載せ、右手に剣をもち、白狐にまたがって空中を疾駆している女神さんなんだそうです。
ちょっとカッコいいかも。
左にある事務机がなんともいい味だしていますね。
さてここからがちょっと怖いです。
この本堂の裏に回りました。
すると縁の下に祠があるじゃないですか。
こんな感じ。穴が開いています。
覗いてみるとうっすらなにか見えます。
ちょっと失礼してストロボを点灯。
中にも鳥居があります。
なんやろね・・・。
この穴から白狐さんが出撃しやはるんやろか。
何でも、ご存知ですね。また、それを興味深く表現・・・さすがですね。
外国から入ってくる神さんを取り込んでいくすごさがあります。仏教だって本当はまだ新興宗教なんだそうです。ここをちゃんと知っている人は少ないかも。
ここの托枳尼天さんだってもっとたくさんの人に認めてほしいだろうな。
何ともわけわからん所ですね、特に事務机がっ。
穴の中、女神さんがお待ちなのかも、頭だけでもツッコンでみられたら?
京男さんよく見つけられましたね。
本当に何かの通り道といった感じですね。
女神さんがそこまで来ていますね。
頭つっこんだらかぶられたかも・・・。
次回行くときはコロッケもっていこかな・・・なんか好きかもしれんし。
小さい時ならドアをあけてはいるだろうな。
ネコのドアみたいな感じでしょ。この穴。
出入りするんでしょうね。