京都の八百屋さんの店頭やスーパー、デパ地下では実山椒がでまわってきました。
京都人は、実山椒をみるとどうしても炊かんならんと思うようです。
緑の粒つぶを一粒ずつちぎっていると、指の先が黒うなるけど、この時期に炊いておかんと、
これから一年間、塩昆布やちりめんじゃこを炊く時に困る。
そこで今日と明日でちりめん山椒の作り方を説明してみます。
まず実山椒。
こんな感じで売っています。
200グラムで1000円ぐらいします。
まずこれを上の写真ぐらいになるまで掃除をします。
買うてきた山椒でまずしなければいけないことは、実を枝から外す作業。
これが結構根気のいる作業。この程度のものを外すのにたぶん2時間以上かかる。
完全に実だけにならへん小さな軸が残る。
食べるときは、それほど気にならないので残してもいいんです。
これぐらいでてきます。
これぐらい枝がでます。結構多いでしょ。
さて、掃除をした山椒を茹でます。
鍋にお湯をたっぷり沸かし、そこにお掃除した実山椒を入れる。
この時、塩を入れる場合もある。今回調べた時は、入れない方法。
冷凍庫で保存するのなら塩は必要ないかも。ちょっと不明。
茹でる時間は、沸騰したところに入れて約5分ぐらいかな。
茹であがったら、すぐに冷水にとる。私は、氷水にした。
ひょっとして色がきれいになるかも知れへんと思ったから。
水を時々替えながら、半日ほど置く。
この置く時間でしびれる感じが調節できるようです。
それが好きな人は、1時間ぐらい。
ちょっと苦手という人は半日かな。
水にさらし終わったら、イカキ(ざる)にとり、水気をきる。
それを小分けにして冷凍庫で保存する。
今回、ちりめんを200g用意しているので、実山椒を大さじでいうと8杯ぐらい使うので、
その分は冷凍しないで置いておきました。
明日へ続く。
いつも京都の話題等参考にさせて頂いております
特に今日は本当にこの記事助かりました。
実は実山椒を沢山頂いてしまったものの
どう調理していいのかが分からず途方にくれていたところなんです。
凄くわかりやすくて本当に助かります頑張ってやってみます
ありがとうございました。
コメントをありがとうございました。
お役に立ったようでうれしいです。
掃除が大変ですが、がんばって。
明日はちりめんを炊きます。
ちりめん山椒、塩昆布、お魚の生臭さが嫌ななので入れます。少し高くつきますが牛肉の細切れを買い山椒を入れて佃煮とても美味しい❣️姉から教えて貰いました。
この季節が来るのが楽しみです。
京都の人間には山椒は必須。
いまは、花山椒ですね。