京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

水ぼたん

2006年05月25日 12時18分05秒 | 


牡丹(ぼたん)ってちょっと季節が逆行しますが、
今日はお菓子にちなんで書いてみます。



今年は季節の移るかわりがとっても変ですね。
暑くなったり、寒くなったり、花もとまどっています。
「エエ!いま咲いているの?」というようなことが多いですね。
牡丹はとっても華やかですね。豪華な感じがします。



中国では昔から珍重されました。
日本へは奈良時代に渡来してきたらしいです。
一説には弘法大師が持ち帰ったとの説もある。



5月の下旬に咲いているのをみかけるのはきっと芍薬(しゃくやく)でしょう。
牡丹は「樹木」で、芍薬は「草」の分類なんだそうです。
確かに姿は似ていますね。
「獅子に牡丹」という絵もよく見かけますね。取り合わせのよいもののたとえ。
「梅に鴬、松に鶴、兄貴とワイだんがな」悪名や~。





話がそれてしまいました。失礼しました。
写真の和菓子は、いまの季節にぴったり。
鶴屋吉信「水ぼたん」です。
牡丹の花が、池に落ちた感じみたいですね。
葛饅頭なんですが、ちょっと冷して食べるとなんとも心地よい。
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