近くの道を歩いていると気になる風景がある時がある。
何気ない側溝の苔がとても綺麗に見えるのです。
こんななにげない場所に美しさを感じるのが嬉しい。
ひょっとするともっとそんな風景が隠されているかも。
でも欲張って見ようとしてはいけない。
何気なく、無欲に眺めるのがいい。
見ようとしてはいけない。
小さな所、大きな所、あらゆる所に隠れている。
いつもは目的があるからとても早く歩いている。
そうなんです。最近、ちょっとは早く歩けるようになっているのです。
なぜ?
↑二条若狭屋「里の冬」
ボイストレーニングの影響かも。
ひたすら聴いて身体に音を染みこませています。
その時、リズム感も染みこんでいる。
歩く時、リズムに乗っている。
それが楽しいのです。
↑上用、黒漉し餡
なんでもないけど、幸せなんです。
そういう時、景色が見えてくる。
雑踏は、それが出来ない。
常に緊張を強いられる。
よく景色を観る余裕がないのかも。
和菓子 | |
クリエーター情報なし | |
河出書房新社 |
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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