京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

道端にて

2018年12月16日 05時40分31秒 | 風景・和菓子


近くの道を歩いていると気になる風景がある時がある。
何気ない側溝の苔がとても綺麗に見えるのです。
こんななにげない場所に美しさを感じるのが嬉しい。



ひょっとするともっとそんな風景が隠されているかも。
でも欲張って見ようとしてはいけない。
何気なく、無欲に眺めるのがいい。



見ようとしてはいけない。
小さな所、大きな所、あらゆる所に隠れている。
いつもは目的があるからとても早く歩いている。
そうなんです。最近、ちょっとは早く歩けるようになっているのです。



なぜ?


↑二条若狭屋「里の冬」

ボイストレーニングの影響かも。
ひたすら聴いて身体に音を染みこませています。
その時、リズム感も染みこんでいる。
歩く時、リズムに乗っている。
それが楽しいのです。


↑上用、黒漉し餡

なんでもないけど、幸せなんです。
そういう時、景色が見えてくる。
雑踏は、それが出来ない。
常に緊張を強いられる。
よく景色を観る余裕がないのかも。

和菓子
クリエーター情報なし
河出書房新社

↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (2)
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