京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

野菜冥利に尽きるだろうな・・・

2011年07月24日 04時38分01秒 | 
普茶料理の続き。
本日は「笋羹(しゅんかん)」といわれる菜煮の盛り合わせ。
今回のコース(一番高いコース!!)は、笋羹が2皿になっている。
写真が多いので、2皿目は明日になります。


↑笋羹(しゅんかん)1/菜煮の盛合
彩りがなんともいえません。自然の素材の色がいっぱい。


↑取り皿に盛ってみました


↑蓮根が見えます


↑これはなにか?「ばちこ」を表現。「ばちこ」は、海鼠(なまこ)の卵巣の干したもの。本物は、強火でさっとあぶり、細くさいて食べます。
ちなみに海鼠の腸は「このわた」です。
芋茎(ずいき)でつくったな?


↑牛蒡にお豆腐かな?


↑お芋さんやね。これ美味しかった。京都人はこういうお芋さんが好きかも。


↑プチトマトの煮物。これも美味しかった。


↑梅の煮物、これは梅干しではないんです。身構えるほど甘くなかった。


↑蛇の目キュウリ。これなら八坂さんは怒らへんやろな。
何故か?キュウリの輪切りの形が八坂神社の紋に似ているので、祇園祭の月(7月)は敬意を表して、京都人は食べないという言い伝え。それは八坂神社の氏子のみ有効なんだろうな。私はバリバリいただきます。

Twitter→@kyo_otoko
コメント (6)
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