これは先月末の話。
時期ですね。
なんか沙羅双樹(さあそうじゅ)を観たくなる。
なんでだろう・・・。
「沙羅双樹?」という人も多いかな。
『平家物語』冒頭部分で有名。
「祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらは(わ)す。
おごれる人も久しからず、
唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、
偏に風の前の塵に同じ」
祇園精舎というところに鐘があって、音が変わっていて
「諸法無常」という風に響くらしい。
政権をとった政党でも次の選挙ではボロ負けして、
他の政党に与党を譲ってしまう。
いま、元気な人も明日もうあの世に旅立つかもしれない。
人間の生なんでまことに儚いもの。
まあ、こんな内容ですね。
※京男が小さい時、祇園精舎って八坂神社のことだと思っていたな・・・。
さて、この沙羅双樹のある庭は、臨済宗妙心寺の塔頭東林院にあります。
この沙羅双樹は、インドの沙羅双樹とは違います。
日本では、夏椿のこと。
拝観と同時にお茶とお菓子を頼めます。
入り口で名前を言うと
「イケメンさん~」と若い坊さんがお茶とお菓子を持ってきてくれます。
もう少しで和菓子を食べてしまうところだった。
冷静に和菓子を黒文字で切り、撮影しました。
明日に続く。
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