京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

大福梅

2005年12月14日 08時50分40秒 | 風景
年の瀬という感じがしてきましたね。そろそろお正月の準備せんとあかんね。
昨日は、祇園で「事始め」の行事が行われていました。お正月の準備をし始めるということなんですって。
京都では、あまりクリスマスの感じはないですね。四条河原町あたりに行くとクリスマスなんですが。
京都の街にはクリスマスは似合わないかも。



さて、昨日13日に北野天満宮に大福梅をもらいに行きました。





この梅は天満宮の梅園で咲いていた梅の実なんです。





それを夏の炎天下に干して、漬け込んだ梅なんです。





大福梅は、北野天満宮で採れた梅を梅干に加工したものなんです。
入っている葉っぱは「裏白」です。
一般的に売っている大福茶には、結び昆布で代用していますね。

それを正月の元旦の朝早く祝儀としてお茶の中に入れて飲むとその年の疫病や邪気を祓い、
長寿幸福を得るといういうものです。
京都では、昔から行われているのです。
コメント (1)
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