京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

千枚漬

2005年12月12日 08時12分31秒 | 


そろそろおつけもん屋さんの表に、大きい聖護院かぶらがどんと積み上げられると、初冬になります。
最近は、だんだん漬け込みが早くなってきたけど、かぶらが本当に美味しいのは、
比叡おそしが吹いて来るこれからが美味しい。霜が降りると、かぶらが甘くなるそうです。



聖護院かぶらというけど、いまはもう聖護院あたりにいっても畑なんかあらへん。
いまは、丹波や亀岡あたりで作られていると思う。ひょっとして海外も・・・・。
この千枚漬は、買ってきて食べるタイミングが難しい。
ちょっと置いておくと酸っぱくなってくるし、色も悪くなる。
千枚漬は、おつけもん屋さんでかなり味が違うんですよ。
そやから京都人は自分で確かめてご贔屓のお店というのがあります。
人が美味しいと言ったら美味しいとはかぎらへん。
京都に来られたら二、三軒のお店で千枚漬を買って家で食べくらべをしてみてはいかがでしょう。
京都の奥の深さがわかります。
コメント (5)
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