万国時事周覧

世界中で起こっている様々な出来事について、政治学および統治学を研究する学者の視点から、寸評を書いています。

韓国への不信が募る日本国

2012年06月02日 15時52分09秒 | 国際政治
「慰安婦問題で日本が新提案」=首相謝罪など―韓国報道(時事通信) - goo ニュース
 昨日、韓国の新聞紙上において、先日訪韓した野田総理が、”慰安婦問題”について新提案を行ったと報じられました。提案の内容としては、野田総理の謝罪や日本国政府による直接補償なども含まれるそうですが、この情報、嘘である可能性も否定できないのです。

 そもそも、日韓関係の悪化の原因は、韓国側の”嘘が平気”という態度にあります。”慰安婦問題”については、既にプロの女性たちであることが判明しており、この問題もまた、”嘘”に始まります。韓国側は、歴史に事実を求めるのではなく、”嘘”という捏造を以って歴史を造り変えようとしているのです。かの国では、”嘘も百回言えば事実になる”という諺があるそうですが、嘘に嘘が重なってゆくのですから、日本側の不信は募るばかりです。韓国側から発信される情報を、嘘ではないかと端から疑ってかからなければならないのですから、日本側の心理的な負担は相当なものです。しかも、嘘であることが判明する度に、日本人の多くは韓国に対して憤慨し、韓国に同調している自国の政府に対しても、批判的にならざるを得ないのです。

 現在、アメリカのホワイトハウスの請願サイトでは、ニュージャージー州に設置されている慰安婦記念碑の撤去を求める請願への署名活動が行われています(アドレスは、https://wwws.whitehouse.gov/petitions)。私も署名したのですが、嘘は、一つ一つ正してゆきませんと、歴史の事実は歪曲され、捏造された歴史の方が独り歩きしてしまいます。”嘘”にまみれた日韓関係は、その元凶である”嘘”の一掃なくして修復できないのではないかと思うのです。

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コメント (2)
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