草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

実生のビオラの花

2014-03-30 | 庭の花いろいろ
昨年と同じく、5年以上前に採った種子を蒔いて育てたビオラの花です。
上の画像は薄紫色の花から採種した種子からの株で、咲き始めの頃は下の方の花弁が白っぽく、日が経つにつれて上の花弁と同じような紫色に変わります。


これは薄い紫色の花で、上の方の花弁は色がやや濃く見えます。


これは白い花から採種した種子からの株で、最も早く咲き始めたので、花数が多くなってきました。


どちらも白花ですが、左の株は花弁の元の方に黒い筋があり、右の株は無しです。


この花は少しだけ波打ったような形に咲くようです。


開花が遅くなった株は、ようやく最初の花が咲き始めたところです。
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実生のプリムラの花

2014-03-30 | 庭の花いろいろ
一昨年、交配・採種したプリムラの生き残ってくれた株が全て開花しました。
上の画像は採り蒔き株で唯一生き延びてくれて昨年も咲いていた株の花です。

秋蒔き~今年初開花の株は同じ大きさの鉢に2、3株植えですが、これは大きく育っているので1株植えています。


ここからは今年咲いた株です。
花弁(花冠裂片)が細めで、どことなく野生種っぽい雰囲気があるように私には思えた花です。

どうも弁の縁がやや内側に反ったように咲くようで、これがもっと強く出れば日本桜草の梅弁(梅咲き)のような花型になるのかも、という気がします。


昨年開花した株と似ていますが、なかなか形が良いと思う花です。


これも弁幅が広くて隙間なく重なるように咲いていますが、花弁の形が整っていないというか不揃いに見えます。


真ん中に写っている花はまだ萎れていないと思うのですが、どうも萎れかけに見えるような感じが・・・


交配の片親が黄色い花だったのですが、それに近い色の花も咲きました。


これは苗が小さかったので3株植えにした鉢で、それぞれ少しずつ違った色の花が咲きました。

(以下、4月2日追記)
今年初めて開花した9株の花柱形は、長柱花が7株、短柱花が2株でした。
花に微かな香りが感じられるものが4株あり、残りの5株は私には香りが無いと感じられました。
ただ、その香りが強くなったとしても良い香りと言えるかどうかは微妙な感じがしますが・・・

個人的には花茎が伸びて咲くタイプが「桜草」という感じがして好みなのと、小さい花が好きなので、この記事の画像で言うと上から2番目と6番目の花を互いに交配してみました。
両方とも長柱花なので結実しないのかもしれませんが、花冠と雌しべの長さを見比べると微妙に違うので、何とか種子ができてくれないかと・・・
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