草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

蕾が見え始めたさくらそう

2014-03-29 | さくらそう栽培記録2012〜2016
数日前に我が家の近くでもサクラ('染井吉野')が咲き始めました。
暖かくなってきて、さくらそう(日本桜草)の葉の成長も進んでいます。

上の画像は我が家で栽培している園芸品種の中で今年最も早くに蕾が見えてきたポットです(品種は'唐船')。
ただ、家の東側に置いているポットなので、南側に鉢を置いた品種の方が開花は早くなるのかもしれません。


他の品種や野生種も葉がほぼ出揃いました。
未だに葉が出ていないのは、根腐れが著しく、生き延びてくれるかどうか微妙な状態だった芽です。

いろいろな事情があって、先週末に一度だけ施肥(1000倍に薄めた液体肥料)をした以外は最低限の水やり以外に手入れらしいことは何もしていませんが、それでも例年とほとんど変わらずに育ってくれているようです。
もしかすると、例年のように花をゆっくりと見ることはできないかもしれませんが、何とか少しでも良い状態の芽が育ってくれるように栽培したいと思います。


昨年交配~播種した実生苗にも、蕾が見えてきたものがあります。
これは野生種の'田島ヶ原中州'x'塩尻'の交配のもので、早い時期から移植をして大きく育ってくれた株です。

この交配は蒔き過ぎたので、多くの苗は蒔き床にしたプランターの中で過密状態です。
そうした小苗は開花した実生苗を処分して空きスペースができたら植え替えをして、来年の開花を目標にして栽培したいと考えています。


これは昨年開花した一昨年播種の実生で、桃色の花に白い筋が現れていたので残しておいた株です。
見たところ絞りの模様とは違うようで、固定した性質ではない一度限りの現象のような気もしているのですが・・・
葉は毛が多めで今頃の時期はやや青みがかって見え、園芸品種でいうと'駅路の鈴'や'梅が枝'と似たような感じがします。

同じ交配の株には根腐れがひどいものが目立ったのですが(根茎の一部と大きな芽までもが腐っていたものも)、これは順調に育って芽数も増えていて、今日の時点で蕾が見えてきたものだけでも10芽ほどあります。


これも昨年開花の実生株ですが、濃い桃色~紅色花が多く咲いた交配の中で唯一白花が咲いたものです。
芽が小さく、今年は咲かないかと思っていましたが、蕾が出てきました。
日当たりが良くない場所に置いてしまったので、葉が徒長してしまっています。
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