草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

実生花いろいろ

2008-05-08 | さくらそうの花
先日もアップしましたが、我が家で初めて咲いた実生の花4つを改めてご紹介させていただきます。
購入時の名札が間違いで品種名不明となった紅色かがり弁平咲きの花に人工交配せずに結実した種子を蒔きました。
以前も触れましたが、採種株と同じ苗を増やした株の中には実生花と同様な絞りの花が咲く株も現れています。


この花は採種した株より花弁がやや細いですが、一番近い印象です。


こちらは花弁の幅が広く、今年開花の4種の中では一番良いかなと思っています。
まぁ、既存の品種よりも良いところがあって命名できるほどとは思えませんが・・・


これは、かがり弁では無いが桜弁でもない中間的な花で、抱え咲きです。
咲き始めた頃は他の3種よりも小さいように感じましたが、数日後見てみるとさほど小さくも無いようでした。


最後に咲いたこの花は、切れ込みの浅いかがり弁で、形が整っていない印象を受けますが、絞りの模様は4種の中では一番派手です。
もっとも、絞りの模様は不安定なもので、固定した性質ではないかもしれません。


実生の花は3年くらい様子を見ないと本来の姿に咲かない場合があるといわれているので、あと2年は観察を続けたいと思います。
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さくらそう‘流れ星’

2008-05-08 | さくらそうの花
‘流れ星’(ながれぼし)
ほんのり淡い底紅となる白い花です。
かがり弁で平咲きと浅抱え咲きの中間的な咲き方であり、花の大きさはそれほど大きくはありません。
私の栽培管理がいまいちなためか、花数が少ないようです。

‘白蜻蛉’と同じような色ですが、花の形と大きさが違うとかなり印象が異なるものです。

知人から譲って頂いたもので、比較的新しい品種のためかそれほど広く普及してはいないように思います。
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さくらそうの増やし方

2008-05-08 | さくらそう栽培記録〜2011年
さくらそう(日本桜草)の植え替え(芽分け)時に根の付いた根茎を切って植えておくと、やがて発芽して株を増やすことができます。
品種によっては根茎が長く育つ性質が見られるものもあり、そういった品種は特に多く増やすことができます。
画像の4ポット全て今年の植え替え時に根茎を植えておいたものですが、右上のポットはかなり大きく育っているので、小さな芽が付いていたのを見落としたのかもしれません。

芽の無い根茎を植えたときや、小さな芽を植えたときの葉は画像のように、品種に関わらず長さが短く丸っこい感じになりやすいようです。

根茎ではなく根を植えておいても発芽することがあるようですが、私が試した限りでは芽が出ないことも多いようです。

芽の無い根茎や根からも発芽する性質があるため、さくらそうを栽培した古土をさくらそうの植え付け用には再利用しない方が良いといわれています(2つ以上の品種が混ざってしまうことを防ぐため)。
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