草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

さくらそう‘蜃気楼’

2008-05-02 | さくらそうの花
‘蜃気楼’(しんきろう)
紫色に目白の桜弁平咲きか浅抱え咲きの花です。
花形はやや不揃いになりやすいように感じます。

咲き始めた頃は青みを帯びた紫色で、日が経つとやや赤みを帯びた色に変わります。
紫色の桜草の花には、咲き進むと赤っぽくなるものもありますが、この品種は極端に赤くなることはありません。
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さくらそう‘鞍馬’

2008-05-02 | さくらそうの花
‘鞍馬’(くらま)
裏は桃色、表は白で若干裏の色が出ているように見える、かがり弁浅抱え咲きの花です。
なかなか見応えのある花ですが、花が落ちるのが早いように思います。
ただ、花が傷む前に落ちる事が多いので、水に浮かべて楽しむことも容易です。

サクラソウ類(プリムラ属)の花は、やがて種子ができる子房から雌しべが伸びていて、雄しべは花冠の筒状の部分に付いていて、雌しべの先端が雄しべよりも先(花を正面から見た時の手前側)にある「長柱花」と、雌しべの先端が雄しべよりも元の方(花を正面から見ると奥の方)にある「短柱花」に分けられるものが多いようです。
サクラソウの園芸品種(日本桜草とも呼ばれます)は、「突出長柱花(雌しべの先端が花弁から飛び出しているもの)」「長柱花」「僅長柱花」「同長花」「短柱花」などに分類(これらのメシベとオシベの長さの関係を「花柱形」と呼ぶこともあります)されており、ごく一部の例外を除いて同じ品種ならば全ての花が同じ花柱形であり、酷似した花の品種を見分ける時の決め手になることがあります。

この品種は、僅長柱花とされていますが、我が家の花は正面から見ると雄しべが見えるので、短柱花ではないかと思われ、品種違いの可能性もあると考えられます。
ただ、花の色や形を見ると間違いないようにも思われるのですが・・・
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