草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

さくらそう‘錦鶏鳥’

2008-05-12 | さくらそうの花
‘錦鶏鳥’(きんけいちょう)
裏はやや桃色に近い紅色、表は白っぽく見えますがわずかに裏の紅色がにじみ出ているような色の、かがり弁浅抱え咲きの花です。

葉の縁がギザギザしていて尖った感じで葉全体が薄く、他の品種とは違った印象を受けます。

これも古い品種のようですが、花の形も色(表裏色違い)も野生種からはちょっと想像できないほどの姿で、ここまで改良するには長い歳月が費やされたことだろうと想像しています。
古くから多くの人々によって栽培され続けて現代まで残ってきたことに感謝しつつ、今後もさまざまな品種が残り続けるように、私も微力ながら栽培を続けていきたいと思います。
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さくらそう‘夕陽紅’

2008-05-11 | さくらそうの花
‘夕陽紅’(ゆうひべに)
濃い紅色つかみ咲きで垂れ咲き(下向きに咲く咲き方)の花です。

花茎が折れて倒れやすいという欠点がありますが、花色が濃くとても目立つ品種です。
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さくらそう‘羅生門’

2008-05-11 | さくらそうの花
‘羅生門’(らしょうもん)
表はやや薄い紫色に底白、裏は薄い紫色の広桜弁抱え咲きの花です。

他の紫系の花色の品種と同様に、咲き進むに従って赤みを帯びてきますが、もともと色が薄めなためか極端に赤くはなりません。
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さくらそう‘前代未聞’

2008-05-11 | さくらそうの花
‘前代未聞’(ぜんだいみもん)
とき色に紅色絞り、広桜弁盃咲きの花です。

一昨年購入した品種で、昨年は咲かず今年も辛うじて1株咲いたのみで花数は少ないですが、絞りの模様は一昨年よりもはっきりしています。
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さくらそう‘綾波’

2008-05-10 | さくらそうの花
‘綾波’(あやなみ)
表は白、裏は薄い紫色と薄い桃色の中間くらいの色です。
(この花の裏側のようなさくらそうの花色を「薄色(うすいろ)」と呼ぶこともあるようです)
裏の色は咲き始めた頃は薄く、日が経つにつれて少し濃くなるように見えます。

咲き方は星抱え咲きと分類され、花弁が折れ曲がったように咲く咲き方です。
開き始めた頃から完全に咲ききるまでの形の変化が大きく、果たしてどの状態で写真を撮ったらよいものか悩みます。
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品種名不明のさくらそうの花

2008-05-10 | さくらそうの花
表は白で裏はやや薄い桃色、浅抱え咲きの花です。
花びらの形は広桜弁かと思いますが、先端付近に浅い切れ込みがいくらか入っています。

本を見たところ‘鈴の音’や‘光輝殿’に似ているようで、僅長柱花に見えるので‘鈴の音’かもしれません。

この花は購入した‘月の都’のポットの中に小さな苗が紛れ込んでいたようで、苗の購入後2年くらい経ってから咲くようになりました。
‘月の都’は白花で芽の色はほとんど白く、赤みを帯びていてもほんのわずかなのに対してちらは花の裏が桃色で芽も桃色や紅色を帯びているため、植え替え時に容易に分けることができました。

どちらも芽の形は長くて似ており、花茎が長くなりやすいという特徴も同じようです。
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さくらそう‘七賢人’

2008-05-09 | さくらそうの花
‘七賢人’(しちけんじん)
淡い桃色地に紅色絞りの品種ですが、今年ははっきりと絞り模様の入った花が咲きませんでした。

こうなってしまったらもう派手な絞りの花が咲く見込みが無いのかといえば、そうでもないようで、苗の購入当初はこのような花が咲き、数年経ってから絞りのはっきりした花が咲くようになりました。

絞りが目立たない花の色は、紅色の絞り模様が多く入った花の地の色よりもやや花色が濃くなるように思います。
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実生花いろいろ

2008-05-08 | さくらそうの花
先日もアップしましたが、我が家で初めて咲いた実生の花4つを改めてご紹介させていただきます。
購入時の名札が間違いで品種名不明となった紅色かがり弁平咲きの花に人工交配せずに結実した種子を蒔きました。
以前も触れましたが、採種株と同じ苗を増やした株の中には実生花と同様な絞りの花が咲く株も現れています。


この花は採種した株より花弁がやや細いですが、一番近い印象です。


こちらは花弁の幅が広く、今年開花の4種の中では一番良いかなと思っています。
まぁ、既存の品種よりも良いところがあって命名できるほどとは思えませんが・・・


これは、かがり弁では無いが桜弁でもない中間的な花で、抱え咲きです。
咲き始めた頃は他の3種よりも小さいように感じましたが、数日後見てみるとさほど小さくも無いようでした。


最後に咲いたこの花は、切れ込みの浅いかがり弁で、形が整っていない印象を受けますが、絞りの模様は4種の中では一番派手です。
もっとも、絞りの模様は不安定なもので、固定した性質ではないかもしれません。


実生の花は3年くらい様子を見ないと本来の姿に咲かない場合があるといわれているので、あと2年は観察を続けたいと思います。
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さくらそう‘流れ星’

2008-05-08 | さくらそうの花
‘流れ星’(ながれぼし)
ほんのり淡い底紅となる白い花です。
かがり弁で平咲きと浅抱え咲きの中間的な咲き方であり、花の大きさはそれほど大きくはありません。
私の栽培管理がいまいちなためか、花数が少ないようです。

‘白蜻蛉’と同じような色ですが、花の形と大きさが違うとかなり印象が異なるものです。

知人から譲って頂いたもので、比較的新しい品種のためかそれほど広く普及してはいないように思います。
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さくらそうの増やし方

2008-05-08 | さくらそう栽培記録〜2011年
さくらそう(日本桜草)の植え替え(芽分け)時に根の付いた根茎を切って植えておくと、やがて発芽して株を増やすことができます。
品種によっては根茎が長く育つ性質が見られるものもあり、そういった品種は特に多く増やすことができます。
画像の4ポット全て今年の植え替え時に根茎を植えておいたものですが、右上のポットはかなり大きく育っているので、小さな芽が付いていたのを見落としたのかもしれません。

芽の無い根茎を植えたときや、小さな芽を植えたときの葉は画像のように、品種に関わらず長さが短く丸っこい感じになりやすいようです。

根茎ではなく根を植えておいても発芽することがあるようですが、私が試した限りでは芽が出ないことも多いようです。

芽の無い根茎や根からも発芽する性質があるため、さくらそうを栽培した古土をさくらそうの植え付け用には再利用しない方が良いといわれています(2つ以上の品種が混ざってしまうことを防ぐため)。
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