野ゆき山ゆき海邊ゆき

日々の生活の中で出合う自然や民俗、歴史遺産を記録します。主な舞台は和歌山県中部。タイトルは佐藤春夫の「殉情詩集」より。

半夏生 半化粧

2006年06月27日 | Weblog
この名の由来は、暦の雑節で半夏(今年は7月2日)の頃に咲く、葉の半面が白くなる、との2説があるようだ。私は、この植物の特異性に注目し後者を支持したい。葉が白くなるのは、花弁がないかわり、葉がその代わりをしているからだとのことだが、全くそうだと思う。しかし、この花に集まってくる昆虫とはどのようなものがあるだろう?
この植物はドクダミ科だそうだ。そういえば、独特の臭いは共通性がある。しかしドクダミは葉ではなく苞が白くなり、より花らしいシステムになっている。mizuaoiさんによると、そういう点でハンゲショウの方が進化においてよりプリミティブな部類に位置するようだ。http://w2222.nsk.ne.jp/~mizuaoi/57hangesyou.htm
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする