野ゆき山ゆき海邊ゆき

日々の生活の中で出合う自然や民俗、歴史遺産を記録します。主な舞台は和歌山県中部。タイトルは佐藤春夫の「殉情詩集」より。

春の空

2011年03月05日 | 色と光

17時すぎに愛犬を連れて散歩に出た。夕方の散歩は久しぶりである。まだ風は冷たいが、上空では巻雲や巻層雲が舞い踊っている。こんな時は気象光学現象が見られるかもと期待しつつ海岸を回って海を見下ろせる小高い丘に立ち、夕焼けを見ていると案の定、太陽右に淡い幻日が出ている。幻日は氷晶による分光現象であるが今回はスペクトルが定かでない。理屈の上では太陽の両側に出るが、今回は右のみだった。木の茂みで太陽を隠し撮影した。淡いのでおわかりかな?日の山の右斜め上に淡い光のにじみがそうである。
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