野ゆき山ゆき海邊ゆき

日々の生活の中で出合う自然や民俗、歴史遺産を記録します。主な舞台は和歌山県中部。タイトルは佐藤春夫の「殉情詩集」より。

幻日

2008年02月11日 | 色と光
今朝散歩しながら、最近幻日を見ないという思いが頭をよぎった。その十数分後職場に向かう車の中から東の空に大きな幻日が見えた。今回は太陽の右で上下によく伸びている。上空の氷晶の並びが揃っていないのだろう。ともかく、車を降りて撮影した。こういう被写体はあまり得意でないF30なので、露出を2/3ほどアンダーにして撮った。まさに幻の如く淡い幻日なのでなかなかはっきりとは写らないが、まぁ、今回は合格だろうか。左にも出ていないかと見たがあいにく山にかくされわからない。職場に着いて見てみると、淡いながら左にも出ていた。今回気がついたが、幻日は内側が赤、外が青なのだが、虹は外(上)が赤で内(下)が青である。
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冬の旅 (管理人)
2008-02-13 22:02:18
シューベルトの歌曲「冬の旅」(作詩 ヴィルヘルム・ミュラー )の23番に『 幻日 Die Nebensonnen』があると、とある方から教わった。訳詞を読んでみると、まさに気象光学現象の幻日に心象風景を映している内容であった。ヨーロッパの凍てついた冬空には幻日がよく現れたのだろう。インターネットで調べると、『幻の太陽』とか『三つの太陽』、『並んだ太陽』といった訳がつけられている。「幻日」を見たことがない人が多いので、このような訳がついたのであろうが、知って詩を読むのとそうでないのとでは、ずいぶんイメージの広がりが違うような気がする。
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