野ゆき山ゆき海邊ゆき

日々の生活の中で出合う自然や民俗、歴史遺産を記録します。主な舞台は和歌山県中部。タイトルは佐藤春夫の「殉情詩集」より。

寺内町御坊 紀州鉄道と並んで

2013年06月15日 | 歴史
和歌山の片田舎の街にあって全国的に知られているものは、紀州鉄道と堀河屋ではないだろうか。1971年に放送された「遠くへ行きたい」で伊丹十三が、本物の親子丼を作るための材料を求めて全国を回るなかでここの醤油を買いもとめていた。私はこの番組が好きでよく見ていて、ちょうどこの回を見たのである。その時初めて堀河屋の存在を知った。しかし今の今までこのお店に入ったことがない。今回もちょうど日曜日で店はお休み。
入り口に置かれている樽にヤツデの葉が浮かべられていた。何か意味があるのだろうか。
堀河屋さんは、もとは回船問屋だったそうである。江戸寺時代の御坊は回船業が盛んであった。ちょうどこの筋向かいには回船問屋をルーツにもつ薗家の立派なお屋敷がある。


                    

堀河屋さんの一角に寺内町の案内板が設けられている。

この散策マップは、御坊市のHPからダウンロードできる。
http://www.city.gobo.wakayama.jp/gobo/0410ka/kankou/images/jinaimachi-p02-03.pdf
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