盆休みでのんびりと過ごしている。夕方の散歩は、久しぶりに南の水田地帯に足を延ばしてみた。水田地帯は長さが数kmほどの小河川がつくった沖積平野である。数km2あるが低湿地のためすべて水田になっている。その中ほどの休耕田に小型のガマが生えている。まだ花を見たことがないので行ってみると、案の定穂がついていた。ガマに比べかなり小型である。花茎は110cmたらず、葉幅は1cm、穂の長さは7cmほどであった。サイズから考えると、コガマだろう。和歌山県ではレッドブック扱いされていないが、兵庫大阪などではレッドブック入りしている。コガマとガマ、ヒメガマについては、mizuaoi先生のサイトに詳しい説明がある。http://w2222.nsk.ne.jp/~mizuaoi/