「ブンタン（文旦）とレモン(檸檬)」

民家の庭にブンタン（文旦）の大きな実が2個ついています。写真を撮って
いると、通りがかった方（60歳代？の男性）が、ブンタンは九州など西の方
のものと思っていたが、東京でも実るのかとしきりに感心していました。
様々なミカンの仲間が黄色く色づいていますが、良く見るとブンタンのすぐ近
くに、独特の形（紡錘形）をしたレモンの実がなっていました。レモンの実が
なっているのを見るのは初めてです。

『ブンタン（文旦）』
【1月27日撮影】











【10月27日撮影】






“蜜柑（みかん）科ミカン属の柑橘類の一種。別名：ボンタン、ザボン（
朱欒、香欒）。原生地は東南アジア・中国南部・台湾など。　日本には江戸
時代初期に渡来。　　樹高：3 m近くになる。果実：直径20 cm前後。1kg前後
のものが多いが，2～3kgになる品種もある。　重さ500 g～2 kgまで様々な大
きさあり。収穫期：12～3月。　　果実は皮の厚さが特徴で大きさの50％程度
を占める程であり、果肉は果汁が少ないが独特の甘みと風味を持つ。加工食品
の原料としても用いられ、皮や果肉を用いた砂糖漬け（ザボン漬け、文旦漬け）、
マーマレード、ボンタンアメなどは有名。”


『レモン』
【1月27日撮影】




“ミカン科ミカン属の常緑低木。　原産地：インド北部（ヒマラヤ）。　日本
には明治時代初めに渡来。　樹高は3mほど。枝には棘がある。葉には厚みがあり
菱形、もしくは楕円形で縁は鋸歯状。　四季咲き性が強いが、日本では5～6月に
開花、多くは11～3月に収穫される。　花色：白、ピンクで強い香りのする。　　
果実：ラグビーボール形（紡錘形）で、先端に乳頭と呼ばれる突起がある。　
主な産地：広島、愛媛　主な輸入先：アメリカ、チリ、南アフリカ。”


【2013年2月1日　花熟里】