テレビで坂本冬美が唄っていました。 演歌を聴くことはあまり無いのですが、曲名
の「風に立つ」に 格調高いものを感じ、歌を聞きましたが、心を打たれ痺れました。
今年は3月に大地震や原子力事故があり、仮設での避難生活を余儀なくされている方も
多く、また、台風による紀伊半島南部の大雨被害など日本各地で大きな損害を被りま
した。また、経済状況の長引く低迷で失職を余儀なくされた方も多いと報じられてい
ます。この歌にジーンと感じた方も多いのではないでしょうか。
体に障碍を持つようになったら、それまでの人生とは全く違う新しい人生を、坂本冬美
の唄うように、『やるっきゃないさ』と『前を見つめて』歩かなければ成りません。
我々は何かにつけて他人の行為や手助けを受けています。家庭では家族の、一歩家を
出ると会社でも、道を歩く時でも、電車の中でも、どこでも様々な方の好意を受ける
など、お世話になっています。『感謝』でいっぱいの日々です。
「風に立つ」
歌:坂本冬美 詞:たかたかし 曲:弦哲也
(1)
青嵐に吹かれて
胸をはる日もあれば
雨風にたたかれて
頭をたれるときもある
人はこの世に 生きてあるかぎり
山坂千里の九十九折り
そうさ、人生やるっきゃないさ
(2)
朔風が吹いても
向かい風吹こうとも
たじろがずくじけずに
前だけ見つめ行くがいい
泥にまみれて 涙ながしても
こころに錦の華をもて
そうさ、人生やるっきゃないさ
(3)
うつりゆく時代の
波風にのまれても
騒がずに嘆かず
最善つくし立ち向かえ
ままにならない 茨道なれど
それでも行かねばならぬ道
そうさ、人生やるっきゃないさ
そうさ、人生やるっきゃないさ
[You tube]
http://www.youtube.com/watch?v=xIGNoTm4ibI&feature=fvwrel
(2011年11月12日 花熟里)