「ムクゲ(木槿)」
あちこちで咲いているのを見かけます。すっきりとした花が見事です。
“アオイ科 フヨウ属。インド・中国原産で平安時代に渡来。落葉低木。
乾燥にも強く、荒れ地にも耐える。種子もよく稔り、自然に若木が発生
する。開花時期は、6月下旬から10月頃。淡い紫色のものが多いが、
白花や八重咲きなどもある。和名のムクゲは漢名の音読み。同科同属
(アオイ科フヨウ属)でハイビスカスの仲間。
韓国では「無窮花(ムグンファ)」といい、国の繁栄を意味する花として
国花になっている”
「ヤブミョウガ(藪茗荷)」
雑木林の中でヤブカンゾウの近くで見かけました。小さな穂のような白い花が気になりま
す。
“ツユクサ科の多年草。関東地方以西の本州、四国、九州の暖地に生育す
る多年草。高さ50cmから1mほどになる。常緑広葉樹林域の谷筋や林縁
などに生育する。葉の形がミョウガに似ているので、ヤブミョウガと
なった。8月頃に花茎を出して白い花を咲かせ、黒紫色の果実を稔ら
せる。種子でも繁殖するが、地下茎でも増殖し、長い地下茎から点々
と地上部を発生させる。「ミョウガ」という語が入っているが,
ミョウガ(茗荷)はショウガ科”
「サルスベリ(百日紅)」
フワフワとしたような花(ピンク、紅、白、ブルー 等)が燃えるように咲いています。
“ミソハギ科の落葉中高木。中国南部原産。江戸時代に渡来。 サルスベリ
の名は幹の肥大成長に伴って古い樹皮のコルク層が剥がれ落ち、新しい
すべすべした感触の樹皮が表面に現れて更新して行くことによる。夏の
間次々と花を咲かせ、開花期間が長いので「百日紅(ヒャクジツコウ)」
とも呼ばれる。花びらのフチが細かくフリル状になる。花色は燃える
ような紅、ピンク、白など。日本に野生するヒメシャラ、ナツツバキ、
リョウブなども樹皮が似ているのでサルスベリと呼ぶ地域もある“
(2011年8月6日 ☆きらきら星☆)