花熟里(けじゅくり)の静かな日々

脳出血の後遺症で左半身麻痺。日々目する美しい自然、ちょっと気になること、健康管理などを書いてみます。

「春の花が咲いています」

2011年04月03日 12時39分23秒 | 自然
原子力発電所からの放射性物質漏洩により、20キロ~30キロ圏外に避難ないし自宅退避し

ている方にとっては、20キロ圏内へは一時帰宅も許されない状況の中、いつになったら収

束し帰れるのか、今後の生活はどうなるのか、等々深刻な不安が続いています。  国会

で経済産業副大臣が、今後の見通しは「神のみぞ知る」とヒトゴトのように答弁していま

すが、政府の一員としての自覚に欠けること驚くばかりです。 数年単位での避難になる

のであれば、新たな土地で生活基盤を築くように、今から気持ちを切り替えなければなり

ません。 このままでは、飼い殺しの状態です。政府は今後の見通しと方針をはっきりと

説明する責任があると思います。 


福島原発の状況については、官房長官(官邸)、原子力安全委員会(内閣府)、原子力安

全・保安院(経済産業省)、東京電力がバラバラに記者会見をしています。 事象につい

ての認識が微妙にちがうこともあり、一体どれが真実なのかと思ってしまいます。  す

くなくとも、事象についての記者会見は、原子力安全委員会、保安院、東電が合同で行

い、官房長官は事象の説明はこの専門家の合同会見に任せて、政治的な配慮を必要とする

内容について会見を行うようにすべきと思います。 官房長官は内閣の要として全体の政

策の調整に力を注ぐべきです。 総理の政府の指導力が問われるところです。



日を追うごとに新たな深刻な問題が浮かび上がってきており、 原子炉の冷却、汚染水の

除去、漏水防止などの対策を並行して行わなければならず、相当困難な局面になっている

ことが素人目にも分かります。

フランスの準国営の原子力企業のアレバやアメリカ軍の放射性物質被曝対策専門集団の支

援も始まっています。テレビでは原子力や放射線の専門家が解説をしていますが、原子

炉が安定化するまでは長期化するというのが多いようです。 現場で作業している東京電

力や協力企業の人は、作業が長期になれば、放射線被曝量が累積されてくるので、作業出

来ない方が多くなってくるものと思われ、作業者の確保が最大の課題になってくるように

思われます。 そうならないように祈るばかりです。



さて、道端、畑に春の花が咲いています。やはり、きれいな花を目にすると心が和みま

す。 四季はきちんと巡ってきます。 



<ハナダイコン(花大根)>










<ゲンカイツツジ(玄海つつじ)>













<スイセン(水仙)>









(2011年4月3日 ☆きらきら星☆)





コメント
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