花熟里(けじゅくり)の静かな日々

脳出血の後遺症で左半身麻痺。日々目する美しい自然、ちょっと気になること、健康管理などを書いてみます。

「停電は家庭で確実に実施し、交通機関は除外すべきと思う」

2011年03月14日 17時33分33秒 | ちょっと気になること

今日(14日)は、昨夜突然発表された計画停電情報に振り回されてしまいました。

私鉄と地下鉄を利用しているので、気がかりでしたので、早めに起きて、テレビのニュー

スや電鉄会社のホームページで確認したところ、私の住んでいるところまでは運転してい

いないようで休暇やむなしと思っていましたが、突如、全線運転に変更されましたが、夕

刻には一部運転になりますが、私の利用する駅までは運転しないとのことで、帰宅でき

なくなりますので、結局休暇としました。 

さらに、計画停電では、私の住んでいる地域は早朝6時より停電の予定との報道がなされ

ていましたが、今朝市のホームページで確認して見ると、停電は夕方4時の時間帯に変更

になっていました。 マンションのエレベータが止まり、水道も出なくなります。 会社

ではエレベータも動かなくなりますので、停電の地域と時間帯に敏感になっています。

交通機関は公共性が高いので、停電を実施せずに、その代わり、家庭は停電の時間帯が事

前にはっきりと分かっておれば、それなりに対応できるので、家庭での停電を確実に実施

すべきと思います。 数時間の停電ならば各家庭では粛々と協力すると思います。 日本

国民はそうした良識のある国民であることを東京電力はもっと認識していただきたいと思

います。 



昼間、近くのスパー3箇所とコンビニ2箇所を覗いて見ました。 いずれも、パン類・カ

ップ麺・インスタント麺、菓子類、ミネラルウオーター 等 はすべて売切れの状態でし

た。 トイレットペーパーも見当たりません。 店員によれば、停電の発表後に、纏め買

いする人が多かったこと、入荷しているものの量が通常より少ないものが出てきているこ

と、入荷自体が無いもの などが重なり、売り切れになったとのことです。 また、八百

屋 3箇所も立ち寄って見ましたが、野菜、果物共にほとんど売切れでした。

売り切れの状態が報道されると、心理的に物不足の不安が加速されるので、悪循環に陥っ

ているようです。 政府として、物不足は無いということを明瞭に公表すべきと感じてい

ます。 


私鉄の駅にも立ち寄ってみましたが、エレベータやエスカレータは計画停電の期間はすべ

て停止するとの張り紙が貼ってありました。 足の悪い者には、なかなかきつい状況が続

きそうです。



それにしても、東北地方の惨状にはため息が出ます。 いまだに孤立している地域が数多

くあり、安否不明者も万人単位でおられるようです。 一刻も早い救出、安否確認を望み

ます。


夜に菅総理が記者会見していますが、「この苦難を乗り越えよう」との精神訓話を一方的

に述べるだけで、記者との質疑応答・意見交換は行っていません。 なぜでしょうか? 

 これだけの甚大な被害になっているのですから、孤立者・安否不明者の早期救出や確

認、被災者の救援支援、挙国一致した対応等につき、一国のリーダーとしての方針を述べ

るべきと思いますし、記者の質問にも答えるべきと思います。 

枝野官房長官が内閣のスポークスマンとして記者会見に応じていますが、総理と官房長官

では、役割が違います。 基本的な考え方は総理が伝えるべきで、菅総理の猛省を促した

いと思います。 又、枝野官房長官が原子力発電所の事象についても説明し、記者の質問

にも応じています。 政治主導の一環と思いますが、違和感を覚える部分があります。

原子力の事象は技術的な専門用語が多く、私のような一般国民が理解するには、生半可な

知識で説明をされても、理解できないことが多くあります。 やはり専門知識に裏付けら

れた丁寧な説明をすることが必要と思います。 保安院の専門家を同席させるか、また

は、技術的な部分は保安院の専門家の記者会見に任せるかにしたほうが、良いように思い

ます。



(2011年3月14日 ☆きらきら星☆)
コメント
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