蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

渡辺邸 平成の大修理後⑵  関川村 新潟県

2015-05-14 23:11:14 | 古民家、庭園
平成の大修理は主に、母屋の耐震性強化のために行われ、庭には手が入れられた形跡は見られない。


しかし、この庭は第一級ともいうべきものだし、植木の姿もどんどん変わってしまうので、訪れる度にその姿を紹介する意義はあると思う。


奥座敷から眺める姿は、ともかく完成度が高い。昭和二十年代に田中泰阿弥の修理の手が入っているそうだが、それが相当の格調を添えているのだろうと想像される。


今回、初めて公開された母屋の二階から、庭の大体の姿が見て取れる。








庭の細部に目を止めれば、無限ともいうべき様々な光景を楽しむことができる。


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4 コメント

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Unknown (kikouchi)
2015-05-18 18:46:19
>雪だるまさん
江戸時代を通じて新田開発は税金をしっかりと取られて、割に合わない事業だったのですが、江戸末から明治初期には、ほぼ丸儲けのような状態になったそうです。それで、湿地の多い新潟県では一気に開発がなされ、大変な豪農が出現したようです。近代的な設備を使えるようになったのも、大きかったのでしょう。
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Unknown (kikouchi)
2015-05-18 18:42:19
>j-garden-hirasatoさん
なにしろ、この家は米沢藩へご用立てをして、藩の財政を一軒で支えていたようなものだそうです。
これほどの豪農は、全国でも数少ないように思います。
しかしj-gardenさんのところからは、それほど遠いわけでもないように思います。少なくとも、最後に渋滞が待っている訳ではないですから。
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Unknown (雪だるま)
2015-05-18 05:53:11
豪農というものが
どれほどだったか
屋敷の造作や庭などから
推測できますね
いやすばらしい
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Unknown (j-garden-hirasato)
2015-05-15 07:11:15
これは立派です。
しっかり造り込まれていますね。
当時、これだけのお庭が造れたということは、
相当の資産があったということでしょう。
ぜひ、見ておかなければ。
今年は、
少し遠方の庭園探訪をしたいですね。
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