庭園が広々としているので全体に平地に築かれた庭という印象を与えるが、実は池庭の奥の方は意外に起伏がある。
州浜から奥の石橋を望む風景の左手には、築山へと登る姿が見られる。
築山に足を踏み込めば、丹念に世話をされた苔の姿がまず目に入る。
その奥にある石組みから、この庭の池を潤す流れが迸る。
流れのごく上流に架けられた薄い石橋。その下流にある石組み。どちらも、寓意を表すように見える。
池の中に建てられた石組みと、それを写す翠。
梅雨入り前半の時期に、短い晴れ間をぬって撮影ができた。
州浜から奥の石橋を望む風景の左手には、築山へと登る姿が見られる。
築山に足を踏み込めば、丹念に世話をされた苔の姿がまず目に入る。
その奥にある石組みから、この庭の池を潤す流れが迸る。
流れのごく上流に架けられた薄い石橋。その下流にある石組み。どちらも、寓意を表すように見える。
池の中に建てられた石組みと、それを写す翠。
梅雨入り前半の時期に、短い晴れ間をぬって撮影ができた。
築山として盛ったのかもしれませんね。
今みたいに重機がなかった時代、
遠くまで運ぶことも難しいので、
近くでいろいろ工夫したのでしょう。
そういう造り方も、
庭のオモシロイところです。
なるほど、それは合理的な処理ですね。
この庭は17世紀後半に、縣宗知により作庭されたそうですが、そういう工夫に満ちているのでしょうね。
なかなか、気が付かないところです。