青瓷(青磁とも現す)は、東アジアの代表的焼き物。その起源は春秋時代まで遡るといわれるが、最も芸術的価値の高い作品が生れたのは宋時代。今回の綿貫さんの作陶展は、「雨過天青」宋代官窯の青瓷を求めて、というテーマなのだ。
貫入の走る、官窯らしさに溢れる作品。官窯では、宮廷で使われる器を製作し、庶民はそのような器を使うことは、許されなかったようだ。
確かに、これは日常的に使いこなす、という感じの焼き物ではなさそうだ。しかし、焼き物としての完成度は、随一と思われる。
茶人たちが好んだ、砧青瓷。全体に柔らかい肌触りで、貫入の走るもののような猛々しさはないが、格調の高さがなかなか近寄りがたいような印象を受ける。
実は、アユミギャラリーには食材の買出しを挟み、二度訪れたのだが、二回目に行くと綿貫さんが会場におられ、いろいろとお話をすることが出来た。飄々とした感じの、とても気さくな方で、陶器の話題意外でも、蕎麦の話も、手作りの話も面白い。何時間お話をしても飽きることはないような魅力的な方だった。その人柄から、綿貫さんが青瓷以外のこんな徳利や、杯を焼かれるのが納得できると感じた。
久呂保窯http://www.kurohogama.com/celadon.html
貫入の走る、官窯らしさに溢れる作品。官窯では、宮廷で使われる器を製作し、庶民はそのような器を使うことは、許されなかったようだ。
確かに、これは日常的に使いこなす、という感じの焼き物ではなさそうだ。しかし、焼き物としての完成度は、随一と思われる。
茶人たちが好んだ、砧青瓷。全体に柔らかい肌触りで、貫入の走るもののような猛々しさはないが、格調の高さがなかなか近寄りがたいような印象を受ける。
実は、アユミギャラリーには食材の買出しを挟み、二度訪れたのだが、二回目に行くと綿貫さんが会場におられ、いろいろとお話をすることが出来た。飄々とした感じの、とても気さくな方で、陶器の話題意外でも、蕎麦の話も、手作りの話も面白い。何時間お話をしても飽きることはないような魅力的な方だった。その人柄から、綿貫さんが青瓷以外のこんな徳利や、杯を焼かれるのが納得できると感じた。
久呂保窯http://www.kurohogama.com/celadon.html
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