蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

海野宿  祭りの夕刻

2014-12-18 23:46:45 | 古民家、庭園
秋も深まったこの日、海野宿は祭りが行われていた。


自動車の乗り入れが規制され、復元された地域は歩行者天国の状態である。
最盛期にはさぞや人出が多かっただろうと推察されるが、夕暮れ時には町の見通しが利くくらいに人が少なかった。




保存地区のなかでは、一定間隔で旗が立てられる。それも、相当な高さがあり、支える柱はには結構な強度が求められるようだ。
推察するに、この宿場に泊まった大名一行へのアピールの一文であろうか。


本陣の前庭の松は、今でも見事な姿を見せる。




本陣の向かいは雑貨屋さんを趣味のようにして営んでいて、お店の中から主庭の様子がうかがえる。


画面右下に置かれた石は、馬繋ぎ石のようである。手綱を通すための穴も開けられている。




祭りが終わった後の日暮れどきは、町に車は入らないし、人は少ないし、その昔の姿を短時間ながら色濃く再現してくれた感じがした。


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (j-gardenn-hirasato)
2014-12-19 06:15:27
海野宿は、
観光地化され過ぎていないところが、
非常にいいですね。
昔の街道の雰囲気が実に残っていて、
好きなスポットの一つです。
このまま、この雰囲気を維持してもらいたいです。
返信する
Unknown (雪だるま)
2014-12-22 06:12:38
雰囲気がなんともいい感じですね
こういう風景残していって欲しいものです
返信する
Unknown (kikouchi)
2014-12-22 22:10:35
>j-garden-hirasatoさん
海野宿は近代の交通システム(それも大正期の)に取り残されたために、非常に貧しい時期もあったようです。しかし、そのことがこれだけ昔の姿を残す海野宿の姿に繋がったようで、世の中なにが幸いするかわからないような、巡り合わせにあった宿場のようです。
返信する
Unknown (kikouchi)
2014-12-22 22:16:50
>雪だるまさん
祭りの日は、この集落は車両通行止めになります。
そして16時のシャトルバスが出ると、ごく少数の観光客しかここには残りません。
そのお陰で、江戸期に戻ったような姿を垣間見ることができました。
しかし、この落ち着いた姿を見せてくれるのは30分となく、その後はとっぷりと暮れていきました。
返信する

コメントを投稿