本当に冷たい風が吹きまくる日だったが、季節というものは正直なもので、梅の花はちゃんと咲きだしていた。
手前が白梅、奥が紅梅。なかなか目出度い景色に見えた。梅園の向こうを神田上水跡が走る。
紅白の花が青雲を背景に咲き誇るのは、誠に縁起の良い図となろう。
それにしても枝垂れの優しき姿は、格別。細枝の描くカーブがなかなかである。
内園も人が少なく、思い切り広角のその昔を偲ぶような角度で写真を撮っても人だらけにならずにすんだ。
内園には、花の姿はほとんど見られなかったが、わずかに白椿が武家の庭の潔さを感じさせた。
梅が咲き始めましたか。
週末の雪で、
久々に雪国だ実感したところでしたが、
こういう春の便りを拝見すると、
春は確実に近づいてきているだと、
実感します。
長野にも、早く来てもらいたいものです。
週の初めにいいものを見せていただきました。
よろしくお願い致します。
梅の蕾は結構前から準備している感じで、咲きだす1週間前には何か感じさせます。
雪国の春は、時期は遅くても一斉に咲きそろい、にぎやかですね。
確かにそんな春の訪れは素晴らしいでしょうが、それまでは、寂しい雪景色も楽しみの一つにはならないでしょうか。
広い小石川後楽園の中で、春を告げるものは本当に少なく、梅の写真を撮り終えれば(非常に寒い日でした)さっさとお昼です。
武家の庭だからなのか、他に色めいたものはまるでありません。
でもそこが、この庭の演出のようにも思われます。
トラックバックありがとうございます。
接写の腕、見事です。