筑紫の国から『花つくし日記』

福岡から情報発信の山野草・庭の花などをテーマにしたブログです。
お花紹介は九州に咲く季節の花がメインですよ。

●E04 万葉の歌碑/巻15-3664/福岡市東区志賀島(潮見公園展望台)

2024年09月19日 | 20.万葉の花鳥風月

万葉の歌碑を訪ねて


歌碑の設置場所/福岡市東区志賀島(潮見公園展望台)

万葉集/巻15-3664  作者/不明

志賀(しか)の浦に  いざりする海人(あま)    明け来(く)れば
                  浦廻(うらみ)漕ぐらし   楫(かじ)の音(おと)聞こゆ 


【意味】志賀の海辺で漁する海人は 夜(よ)が明けたので海岸の
    入江を漕いでいるのであろう 楫の音が聞こえるよ

 ※「志賀」福岡市東区、博多湾の出入り口にある志賀島。
 ※「いざり」漁をすること。
 ※「浦廻」海岸の曲がって入り組んだところ。
 ※「らし」根拠にもとづく推定。違いない。
                      きっと~だろう。
 ※「楫」櫂・櫓など船を漕ぐ道具の総称。

写真下 歌碑が置かれてい潮見公園展望台

写真下 歌碑の全景。

写真下 展望台から見た海の中道方面


万葉の歌碑とは
万葉集の歌を刻みつけた碑が「万葉歌碑」です。 多くの人々に親しまれた万葉の歌を石に刻み、その歌を作った歌人を讃(たた)え、その歌が後の世に残ることを願っているのです。


現在全国各地に設置されている万葉歌碑は2,000基を越えていると言われています。
歌碑の過半数が実際に歌碑が詠まれた場所、または歌碑に関連する場所に設置されており、「歌碑を訪ねる」=「実際に万葉の故地や史跡を訪ねる」ことになります。

私の地元「福岡県」は、大宰府政庁に関係する歌や防人の歌があり、万葉の歌碑も多くあります。
万葉歌碑から万葉の時代にタイムスリップし、万葉人に会える旅へ出かけてみましょう。!

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福岡の散歩道の花 2024/09/18【水】

2024年09月18日 | 01.自然(草花等)

福岡散歩道の花です。
ブログ読者も皆様も、福岡の散歩道の花を写真でお楽しみください。

 早歩きを含めたウオーキングは、

 健康増進ウォーキング 。

『運動で 減らす体重 増す寿命』

 頑張っていますよ。

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季節の山野草/フジアザミ(富士薊) 9月

2024年09月17日 | 15.季節の山野草

「こんにちわ」

ブログ読者の皆様は、お元気でご活躍のこととお喜び申し上げます。

さて、今日は、「山野草」を写真でアップします。
季節の山野草で癒されませんか。元気が出ますよ。

今日も楽しくお過ごし下さい。

フジアザミ(富士薊)
キク科 花期/8月~10月


写真は9月の山野草展で写したものです。


【一口メモ】
富士山周辺に多いことからフジアザミと言います。日本のアザミ類の中では花が最も大きいと言われていますよ。

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先週の運動(フィットネスジム and ウォーキング 等)9/16

2024年09月16日 | 01.自然(草花等)

先週の運動(フィットネスジム and ウォーキング 等)

目標 ❶早歩き、週合計60分以上❷一日の歩数/5,000歩以上

早歩きを含めたウオーキング(散歩)は、健康増進ウォーキング 。
『あと10分 歩いて延ばす 健康寿命』
頑張っていますよ。


先週、出合った福岡の「季節の花」

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●『源氏物語』23帖 初音(はつね) 六条院の正月

2024年09月15日 | xx源氏物語

『源氏物語』23帖 初音(はつね)
六条院の正月
光源氏36歳正月 太政大臣時代
紫上28歳/明石の君27歳/明石の姫君8歳/玉鬘22歳/夕霧15歳

[六条院の新春]
光源氏は六条院で新春を祝い、紫の上明石の姫君花散里玉鬘を訪ねます。その夜は明石の君のもとに泊まりました。
翌日、朝帰りの光源氏紫の上の御殿に戻ったが機嫌をとるのが大変だったようです。
数日たって、光源氏は二条院の東院に末摘花空蝉を訪ねます。


巻名は明石の御方が明石の姫君に送った和歌にちなむ。
「年月を松にひかれて経る人に
      今日(けふ)(うぐひす)初音聞かせよ」


※写真は、「ウグイス」/無料(フリー)写真素材を使用

初音は、その季節に初めて鳴く声。うぐいす・ほととぎすについていうことが多い。
※写真は、「新年のあいさつ」/無料(フリー)写真素材を使用

光源氏の求愛を拒み続けて出家した空蝉も、この邸で静かに仏道に励んでいます。光源氏は新年のあいさつに愛しい人達を訪ねるのに大忙しです。


【源氏物語23帖に出てくる主な登場人物】

光源氏(ひかるげんじ)
第一部、第二部の物語の主人公。亡き母にそっくりと言われている藤壺の中宮恋をしてしまう。
その後も亡き母・桐壺更衣の面影を求め、様々な恋愛遍歴をたどる。
紫の上も、女三の宮藤壺の姪である。光源氏は藤壺中宮の血縁者に強く心を惹かれる人生だった。

紫の上(むらさきのうえ)
幼い頃は、「若紫」と呼ばれる。
藤壺中宮の姪であり、顔がよく似ている。光源氏が生涯で最も愛した女性。光源氏は、紫の上が幼い頃に自宅にひきとり、育てて結婚した。
正妻ではないが、正妻格として周囲から扱われている。子はできないが、光源氏と明石の君の娘明石の姫君を養育する。


今年のNHK大河ドラマ「光る君へ」(2024年)を解りやすく視聴見るために平安時代の勉強を兼ねて『源氏物語』のブログを書いています。『源氏物語』には、物語に欠かせない要素のひとつとして多くの「植物」が登場します。これなどを切り口に『源氏物語の花』『源氏物語の風景』をブログで表現できたらと思っています。

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