富士見町は八ヶ岳の南西に位置する。年間の晴天率も高そうだが、朝方の冷え込みも厳しそうな土地柄である。
三井さんは、寒冷地を相手にするごく普通の農家に見える。
控えめな案内板のお陰で、迷子になることはなかったが。
蕎麦屋さんだから、出来ますものは蕎麦のみ。自家栽培の蕎麦だからそれで十分だと思う。
野沢菜をささっと出して下さったが、おそらくお店の奥の漬物小屋から出してきたのだろう。皿の上でも凍っている。しかし、それが堪らなく旨い。漬け込んだ野沢菜がそのまま生きている。
田舎仕立てに平打ちの十割。固すぎず、香りが分かりやすい蕎麦の形だと思う。
蕎麦は細打ちだけではない。産地に近づくにつれ、ドカンと香りが立つ太打ち、決して固すぎない平打ちなど、蕎麦を正面に捉えた一杯が食べられる。
大事なのはいかに細く打つかではなく、どれだけ蕎麦の香りをきちんと感じさせるか、だろう。
こちらのお店は背筋を伸ばしていただくに値する。なにしろ、お店の室内温度と屋外の温度はほとんど変わらない。蕎麦を予約した時点でストーブを設置していただけたようで、その大名席は近くの建具が暖まっていた。
蕎麦屋さんである前に、地域の豪農であろう。そのようなお店に入れたこと自体ラッキーに感じられてしまう。このお店の庭のしつらえも、もう一度訪ねたい興味を引く。
この日は、冬型が大きく緩んだ日であったのだが、池の水はガチガチに凍りついていた。
三井さんは、寒冷地を相手にするごく普通の農家に見える。
控えめな案内板のお陰で、迷子になることはなかったが。
蕎麦屋さんだから、出来ますものは蕎麦のみ。自家栽培の蕎麦だからそれで十分だと思う。
野沢菜をささっと出して下さったが、おそらくお店の奥の漬物小屋から出してきたのだろう。皿の上でも凍っている。しかし、それが堪らなく旨い。漬け込んだ野沢菜がそのまま生きている。
田舎仕立てに平打ちの十割。固すぎず、香りが分かりやすい蕎麦の形だと思う。
蕎麦は細打ちだけではない。産地に近づくにつれ、ドカンと香りが立つ太打ち、決して固すぎない平打ちなど、蕎麦を正面に捉えた一杯が食べられる。
大事なのはいかに細く打つかではなく、どれだけ蕎麦の香りをきちんと感じさせるか、だろう。
こちらのお店は背筋を伸ばしていただくに値する。なにしろ、お店の室内温度と屋外の温度はほとんど変わらない。蕎麦を予約した時点でストーブを設置していただけたようで、その大名席は近くの建具が暖まっていた。
蕎麦屋さんである前に、地域の豪農であろう。そのようなお店に入れたこと自体ラッキーに感じられてしまう。このお店の庭のしつらえも、もう一度訪ねたい興味を引く。
この日は、冬型が大きく緩んだ日であったのだが、池の水はガチガチに凍りついていた。
予約制と聞きましたが、今もそうでしょうか?
このエリアは他にも一八、おっこと亭、にしむら、眞、
山梨側の梨俊、くぼ田、紬山荘と、行きたいお店だらけで
キリがないです(笑)。
蕎麦通の方はザルなんですね。
自分なら、
邪道の暖かい蕎麦になっちゃうかなあ。
ましてや固すぎずに打ちあげる技も凄いです。
久し振りに蕎麦徳利を目にしました、懐かしいです。
凍った野沢菜が実に素敵です♪
確かに予約制ですし私も予約しました。
こちらのお店は農家との兼業のようですし、そば湯での釜を湧かしておくために、必要なのだろうと思います。
お店で待つことを厭わなければ、多分予約なしでも入れるだろうと思います。
このエリア、標高は結構高く蕎麦以外の作物はあまり順調に育たず、その分蕎麦に力が入っているお店が多いのではないのでしょうか。
蕎麦には収穫時期により夏蕎麦と秋蕎麦がありますが、一般的に旨いのは秋蕎麦。11月初めくらいから収穫時期になりますが、天日干しをしたり冷たい風にさらしたりして11月下旬頃からが食べ頃。気温が上がると蕎麦の粉がだれると言われ、食べ頃ではなくなります。
つまり、寒い時期に冷たい蕎麦を食べるのがマニアの趣向です。寒い時期こそがもり蕎麦の季節です。
たしかに平打ちの十割は関東では珍しい気がします。
もしかすると埼玉あたりにあるのかも知れませんが、私は知りません。
こちらのお店の野沢菜、何十年も前の話として聞いた通りでした。凍っているようなのが旨い、というのもその通りで、素晴らしいものでした。
田舎そばの雰囲気十分の蕎麦
美味しそうな予感を感じさせる
そんな蕎麦ですね
蕎麦一本で勝負という、抜き身の真剣振り回す姿を思わせる蕎麦屋さんは、長野県に多いかもしれないです。そういうお店にも優劣はあると感じますが、こちらは最強の一軒ではないでしょうか。
一般的な農家のお宅で やってます。
しかし そばは、本当においしいです。
私は、ここのおそばをそんなに教えたくないくらい 大好き❤
行く前に予約いれないと完売の時もあります。
蕎麦の方も、大分お好きなようですね。
このお店、実に私の好みです。
太めの平打ち、田舎の蕎麦の味を伝える処もよいです。
冬場に行くには、それなりの装備と覚悟が必要な感じです。