蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

旧開智学校  松本市

2011-02-16 21:52:38 | 古民家、庭園
この校舎は明治9年に建てられ、昭和38年まで90年間現役で使われたというから大したものである。


昭和38年から39年にかけて、松本の中央の女鳥羽川沿いから現在の松本城北へ移築されたという。それにしては、移築後の管理も万全で、時代が付いていないような印象まで受ける。






細部の漆喰仕上げは、元々細かい細工の上手な日本人には得意ジャンル。竣工当初から、なかなかの姿を見せていたようだ。


建物の内部に入ると、お寺などと共通した現象だが、予測しない程の寒さが足元から攻めてくる。


昔の木の机を並べた教室。




階段自体が、建築的になかなかの仕上がりを見せている。段々が歴史のうちにすり減ってしまった姿も、そのまま展示されている。




漆喰塗が新し過ぎる印象がする所だけが、少々残念。