まいど、日本機関紙出版です。

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花見3連チャンでアルコール漬けに

2010年04月04日 | 丸ちゃんの私的時間

 今日は絶好の花見日和に。

 まずは11時から川園公園で地元後援会のお花見。ここは府営の公園になっているらしく今年からはバーベキューなど火気は禁止になった。受付で500円払いおでんと炊き込みご飯のセットを受け取り、缶ビールはスーパードライ200円(安い)を購入。総勢50人ばかりが参加、野点もあったり、議員さんの挨拶が行われ、私は例によってギターを弾いて懐メロうたごえタイムを2回行いました。ビールをお代わりして気分良くなったところで家に帰ると2時前でした。

 その後今度は友人宅に行き、マンションのベランダでお花見バーベキュー。といっても近くに桜は咲いていないので、遠くに見える桜を眺めながらでした。

 さらに今度は4時から自治会防犯委員会の総会兼お花見で東集会所へ。夜桜見物の提灯が吊らされた芝生の敷地が心地いいのです。

 ということで、気分良くアルコール漬けの1日でした。

 

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普天間問題、宜野湾市・伊波洋一市長の話を聴く~大阪弁護士会のシンポジウムに参加

2010年04月04日 | 丸ちゃんの喜怒哀楽へなへなジャーナル

 3日は午後から仕事を抜け出して、普天間基地のある宜野湾市の伊波洋一市長の講演と憲法学者の小沢隆一氏とのシンポジウムを聴きに大阪弁護士会館に向かいました。「普天間基地問題に見る憲法9条」という大阪弁護士会主催のイベントです。

 概略以下のようなことだったと思います。(間違ってたらごめんなさい)

 普天間基地問題の根本は米軍の世界戦略上の問題として考えないと解決はできない。橋本内閣の普天間基地撤去方針確定の翌年、米軍はすでに沖縄の海兵隊をグアムに移転する計画を発表しており、現在米軍はその方針に沿って動いている。

 しかし、日本政府はそのことは知ってか知らずか、まったく顧慮だにせず、今日の事態を招いている。またマスコミも同様に、一部のマスコミ以外はほとんど触れないので、国民は真実を知らされないままでいる。

 普天間基地は米軍の戦略上はもはや価値のあるものではなく、鳩山政権の迷走を突いて米国が橋本内閣時の「約束」履行を求めているのは、①代替施設という居場所、②そのためのお金、この2点を日本政府がお膳立てしてくれる可能性があるから。そのことに尽きると言える。

 そこには日本の防衛のためにとか、抑止力のためにとかという視点はない。そもそも海兵隊は攻撃力としての存在に意味があるものであって、日本を防衛するというような訓練はしていない。また現在は1年の半分は中東方面に出かけていていないのだから、どうしてそれで抑止力といえるのか?
 
 だから鳩山政権はこれらのことをちゃんと見据えて、正面から米国に物申していけばいいということになるのでしょうが…。

 以下は、伊波市長と小沢教授の発言メモからです。(不正確な部分があるかも知れませんが)


・普天間基地の場所は戦前、元々は村役場などがあった地域で、1945年6月の沖縄戦後に米軍が作った基地。ここから主に西日本の空襲に向けて米軍機が飛び立った。

・基地の90%は3000人の個人の土地で、周辺地域には10万人の人たちが住んでいる。

・普天間基地のヘリが事故を起こすのは古いこともその一因。20年の耐用年数を遙かに超えて40年も使用しているヘリも飛んでいる。

・沖縄返還後、夜間訓練はますますひどくなり、2万回だった訓練は3万回になり、夜間10時までの訓練は11時までになるなどしている。

・米軍はカーター大統領時代に基地の環境基準を決めた。それは国内外で効力を持っているが普天間基地には全く適用されていない。

・普天間基地に米軍の戦略的価値がないことは米軍自身が認めていること。

・海兵隊は年間の半分以上は海外に出ているのに、それで「抑止力」といえるのかどうか大いに疑問である。

・米軍は2006年に沖縄海兵隊のグアム移転をホームページで発表したが、日本政府が削除を要求したためホームページでは見ることが出来ない。

・日本政府は米政府の発表したものしか見ない。

・代替地という居場所としての日本、お金を出してくれるスポンサーとしての日本、というのがアメリカの日本の見方だ。

・普天間の撤去とは代替地が必要でなくなることを意味し、それはアメリカにとっては気に入らないこと。

・戦略的観点と軍事的観点という、立場の違う見方がある。

・私(伊波市長)が見てきたところでは、日本を守っているのは米軍ではなくて、自衛隊だ。スクランブルで飛び出すのはいつも自衛隊なのだ。

・米軍は攻撃力の訓練をするものであって、防衛の訓練はしないもの。

・アジア諸国は日本の軍事化を警戒してる。だから外交力が大事。

・沖縄経済の米軍基地依存について、1960年代は25%~30%ぐらいあったが、今は約1万人が基地内で働いている程度で、その経済効果は4%~5%しかないと言われている。

・普天間基地はそれ自体にもう価値はない。それよりも戦略的な問題としてとらえて米国に話をしていかないと解決しない問題となっている。

・ある新聞記者が言っていた。「伊波市長の言うことを書こうとしても、防衛省関係の記者が記事を書いてきて結局没にされてしまうか、どちらも掲載されない」

・米軍関係者に何度も聞いたが、結局、グアムに移転する部隊の名前は出るが、残る部隊の名前は言ってくれない。ということはどういう意味なのか。

・ある著名な女性評論家は「もう決まったことなのだから変更できない」というが、そんなことはない。事実、これまで世界の米軍基地撤去はその国の政権交代があってから行われているものが60%もあるのだから。

 

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