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ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

トレーナー

2016-01-11 | なんでもないこと
トレーナーを よく来ていた。

「スウェット」とは、呼ばなかった。

学生になった頃に流行りはじめたトレーナーは、
廉価で 洗濯がきいて 
さまざまな色・デザインがあって、
若者の代名詞とも言える存在だった。



子育て時代にも トレーナーに頼った。

洗濯すると よく 洗濯機のくず取りネットに
ご飯つぶが入っていた。

毎日、毎日、トレーナーを着て 
子供たちを追いかけていた。

真っ赤な麦の穂の絵の ビール会社のロゴの入ったトレーナーと
黄色い無地のトレーナーと
真っ青な柄物のトレーナーとの三着を
順繰りに着ていた事を覚えている。

赤、黄、青。

まるで、信号機のようだった!






その頃から、3枚ずつ、だったのだろうか。

十数年前、トレーナーを買った時、
一度に3枚買った。

エンジ色と ピンクと ベージュだった。

一度に3枚、ダメになったのだ。

ところが、購入して間もなく、
全く着なくなった。

乳がんの手術を経て、ホルモン療法に入り、
ホットフラッシュが始まったのだった。



脱いだり、着たり、また脱いだり、また着たり。

それが <かぶりもの>は大変で、
3枚のトレーナーは 箪笥の奥深くに 
凍結される事になった。

脱いだり、着たり。

それが大変だっただけではなく、
脱ぐ時に 首の部分が 耳を圧迫し、
次に 耳を弾くように脱げる。

すると 耳鳴り屋の耳は、 
「キ~~~~~ン」と 大きな音がして 
不快だった。






それにしても、あの 突然に来る<暑さ>は、異常だったね(笑)。






ホットフラッシュが 全くない、というわけではないけれど、
汗でぐっしょりになって着替える、という事は、もうない。

「もったいない」と 箪笥の奥にしまっておいたトレーナー達を
引っ張り出したのは 一昨年だった。

もう、大丈夫かな?と。

去年からは 昔のように 毎日 色を替えて着ている。

エンジ、ピンク、ベージュ。

エンジ、ピンク、ベージュ。(笑)



ベージュはともかく、
それまで ピンクやエンジのような、
赤、またはそれに近い色は 着ていなかった。

買った頃には すでに 女性ホルモンが減少していて、
それを補いたいような心理が働いて
こんな色を買ったろうか?
と思ってしまう。






十数年を経て(術後、え~と、13年を経て)、 
ようやく日の目を見た、トレーナーたち。

エンジ、ピンク、ベージュ、だ(笑)。



疑問がある。

トレーナーを着ていた人たちは、どこへ行った?

今、何を着ている?






こんなくだらない事も 一生懸命に書いている。

私のこの窓に、今年も どうぞお付き合いください。

よろしくお願いします。