ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

天狗(2)

2009-05-11 | なんとなく民俗学?
天狗(てんぐ)とは、
① 周りからちやほやされ、有頂天の気分になり、
  調子に乗ること。



「天狗」という項目は 何故か 仏教辞典にある。




歌川国芳の絵



『織田得能仏教大辞典』(p1247)によると、
元は彗星の名前で、
梵語で「Ulka(憂流迦)」と言い、
これを「天狗」と翻した。

天魔の一類、ということになっているらしい。

「行者が 慢心して 天狗になる」、と言われ、

今 私たちが使う「天狗になる」という言葉は

山で修行して 山狗のように行動できるようになった行者が 
「自分はこれだけの事ができる」と慢心した時に
鼻高々になった様子を 

そのまま使っている感じ?






天狗とは、
② 日本の民間信仰において伝承される
  神や妖怪ともいわれる 伝説上の生き物。

中国や インドの「天狗」と
日本の「天狗」とは 少し違うのかもしれない。



で、なんで、これが『仏教大辞典』に載ってるのか?

そこんとこが イマイチ不透明だが、
修行=仏教、ということで?(苦笑)。

天狗は山に居るから、
山で神仙の修行をしている行者かもしれない。

あるいは 修験道の修行をしている行者かもしれない。

とにかく、仏教を守るために存在する、
特殊能力を持つ、変わった生き物、
そんな受け止め方でいのかも、と思う(汗)。






高尾山総合インフォメーションと同じくらい、
ウィキペディアに詳しく書いてあるので、
もっと知りたい方は どうぞそちらの方を。

やっぱり、この記事、要らないかも(泣笑)。







鳥山石燕『画図百鬼夜行』より






なにしろ、頭の中がまとまっていないから、
読んでて「ちょっと~!」と
思われる方もいらっしゃるだろうかと。。。

でも、まあ、とにかく、
せっかく調べたんだし(笑)。



仏教辞典にもあったが、
民俗学の辞典にも、もちろん「天狗」はあった。

それは 上の②の意味における「天狗」だと思う。

『うそうそ』にあったように 「天狗」が山神の使いならば、
川の(水の)神の使いは、「河童」?

川に住むのが「河童」で、山に居るのが「天狗」?



頭がこんがらがるので、続きは次回に。

出し惜しみじゃないよ(泣)。







5月9日のミニバラ。

ようやく蕾が開いてきた、と思って撮影したのだったが、

昨日・今日の陽気のせいか、一気に開花が進んできた。

ミニバラって、こんなに大きくなるものだったかしら?(笑)



4 コメント

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こんばんは ()
2009-05-11 20:34:51
天狗の話、怖い話。楽しい話。ほろりとする話。色々読んだり聞いたりしたけどすっかり忘れています(汗)
そういえば天狗は山ですよねえ。天狗の住む杜ハイキングに行きたい人は珍しい(笑)いつでも案内しますよ。
高知では河童のこと「えんこう」と言う?子供のころ川には「えんこう」がおるとか母の実家は川のそばなので夏休みなどに行くとそんな話をしていましたがそれもどんな話だったか。。。

ミニバラ素敵!出来れば満開のも見たかったです。

私もミニバラなのにこんな大きな花が咲いて良いのかと思ったりしながら眺めています。
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えんこう (ジョルジュ)
2009-05-11 23:24:10
「猿公」とは違う字を使うんでしょうか?

どうも天狗にとりつかれている気が。。。(苦笑)。
どんどんいろんなことが繋がって、考えが深まらないまま広がってしまっています。
これは大変だ。。。(笑)。
ハイキングに行きたい場所が ドンドン増えているんです!

ミニバラ、いいでしょう?
満開になったら またアップしてご覧いただきたいと思います。
この花は 確かに小さいのですが こんなに株が大きくなってもミニバラなんだ、と びっくりしています。
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Unknown (arfa)
2009-05-17 07:48:23
このバラは何年くらいですか?自家製堆肥もいっぱい入っているんでしょうね。

下記コメントで烏天狗、などと冗談を言ってられなくなってしまいました。反省してます。より拡大するのは避けられないかもしれませんね。
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まだ (ジョルジュ)
2009-05-18 00:09:36
2年目のミニバラです。 
買って来て、すぐに植え替えて、花の時期を過ごして、年が明けて、
2年目の花が咲き始めたところです。

カラス天狗、大変なんですよ~、調べ始めたら。
というか、思い出すものが(笑)。
記事の更新はありませんが、楽しんでます、頭の中で(笑)。
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