ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

花信風

2011-01-18 | なんでもないこと
昨日の夕刊で
井波律子という人(中国文学者と書いてある)が、
「花信風(かしんふう)」という
中国の伝承を書いているのを目にした。

小寒、大寒、立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨。

この15日間ずつある8つの節気を
各々1候(5日)ごとに 
風が伝える花だより(花信)を割り振ったもの、
だそうだ。







ご近所のロウバイ。 いい匂いがしてくる。






小寒から15日間には
5日ごとに 
梅、椿、水仙の花が
順々に咲くとされてるとか。

8気で24の花信風があり、

「次々に咲く花をめでるうち、
 いつのまにか 寒い冬が過ぎ、
 春爛漫となるというのだから、
 考えただけで楽しくなる。」

と著者は書いている。

白楽天の七言絶句も紹介しているところが、
さすがに中国文学者?







道端の、何でもない場所で 春を告げている。






著者は 冬のベランダに 早く花を咲かせたいと
鉢植えのロウバイ・白梅・紅梅を並べているのだそうだ。

寒に入ったとたん、
ロウバイの黄色い花が咲き始め、
続いて 枝いっぱいに蕾をつけた白梅・紅梅がちらほら咲き始めたと。

満開になる場面を想像して うっとりしている、
という著者。

わかる、わかる(笑)。

いつか マネしたいな、その鉢植え。






我が家の庭は、今年はちょっと。。。

でも ご近所にも キレイな花は咲いている。

今日は比較的暖かだったので
早めの散歩に出て 撮影してきた。

水仙を撮影し忘れたが(汗)。






   
ノースポール、今年は我が家には 芽が出てきてくれない。






葉ボタンばかりだった冬の花壇に
パンジーやデイジーが入ってきて 冬花壇が変わった。

寒い寒いこの時期に
パンジーやビオラ、
キレイな色で咲き競うプリムラが並んでいる庭は
きまって手入れがよく、
自分の庭が恥ずかしくなる。

でも、庭に出るよりも、炬燵に入っていたい。



6 コメント

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いいお話ですね。 (ちーちゃんまま)
2011-01-19 19:31:08
昔の人たちは、季節に敏感でしたね。
寒い、寒いと家の中ばかりに、閉じこもらず春探しに散歩しないといけませんね。

私は車ばかりなので、まだロウバイにも、梅にも出会ってません。

唯一、水仙が家で咲いてくれています。
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日本にも似たようなのがあります (ジョルジュ)
2011-01-19 23:45:25
ちーちゃんままさん、
中国の人にとっても 春の訪れは 
とても嬉しく、待ち遠しいものだったのだとわかりますね。

水仙も 早春に咲いて 馥郁たる香りをふりまいてくれます。
群生地の写真や映像を見ると 匂いまでただよってきそうですよね。
大好きな花です。

暖かな日には ロウバイを探して 
鼻をヒクヒクさせながらのお散歩も いいものです(笑)。
でも 明日は大寒!
最も寒い日は これからやってきます!
どうぞ風邪などひかないでくださいね!
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そろそろ (とほ)
2011-01-19 23:50:04
花粉の季節が始まりそう。今年は多めらしい。

鼻がビクビクしています。(*^^*ゞ
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グズグズではなくて、ビクビクですね? (ジョルジュ)
2011-01-21 00:07:57
今年は「多い」、または「特に多い」という話ですね。
新たに発症する人も多いかも?
花粉症の人には 悩ましい季節も 暖かい風と一緒に到来します。
私はもしかしたら 花粉症はほとんどなくなったかも。
実家の姉は ひどい花粉症でしたが 手術後 治ってしまったそうです。
とほさん、お大事に。
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タイトルを見て ()
2011-01-21 20:46:53
何故か風信子ヒヤシンスと思ってしまった慌てん坊です。

我が家にロウバイは無く、近所のロウバイは何だか黄葉した葉がぎっしり付いたまま、花らしきものもついているけど、良く見えない。

庭に花は無いけど、ホームセンターなどには、いっぱい花が並んでいる。チューリップの寄せ植え蕾がだいぶ膨らみかけたのが良いお値段で並んでいた。園芸業界も季節先取りやねえ。

花粉症ってホント大変そうやねえ。人ごとのように言っているけんど、これってある日突然発症するとも聞くねえ。
お姉ちゃん手術して治った?それはそれで良かったねえ。
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あら。 私は (ジョルジュ)
2011-01-22 00:43:12
ヒヤシンスを「風信子」と書くとは知りませんでした。

日本にも 暦に 同じようなのが、確か、ありましたよね(?)
鳥が鳴くとか 渡るとか、
そんなのと一緒になってるのが あったような記憶が。。。
農耕や その準備のために大切な合図になっていたのだろうと想像します。

チューリップ、寒さに当てて 早々と芽を出し、
早く花を咲かせる栽培をするようになってきていますね。
何でも季節を先取りすれば よいお金が入ってくるニッポンです(笑)。

誰でもが 頭をかち割って手術をすれば 
花粉症が治る、というもんではないと思いますが(汗)、
ティッシュペーパーの箱を持ち歩いて生活していた人が、
まったく症状がなくなったそうです。
何事も 悪い事ばかりではないようです(笑)。
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