ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

立春

2008-02-06 | なんとなく民俗学?
2月4日は立春。

そして、旧正月は、明日。 

2月7日だ。

新聞の「四季」欄には

「年の内の はるにむまるる みどり子を
   ひとつとや いはむ   ふたつとや いはむ」  
                              石田未得

という江戸期の狂歌が紹介され、

「旧暦なら 今年は立春が正月より先にめぐってくる 年内立春の年。」

とある。

旧正月より前に 春になるのは めずらしいのだろうか?







4日、愛犬との散歩の時に 土手で遊んでいた、カラフルな子ども達。
いつもやってる芝すべりより、珍しい分だけ、雪すべりの方が楽しい?




答え:

岡田芳朗氏の『旧暦読本』(創源社、2006年12月20日、2000円)によると

「二十四節季の立春と、
 暦の日付の正月一日が びたりと一致することもありますが
 たいがいは立春の方が先(年内立春)か
 元日以後にくる新年立春になります。
 
 年内立春と新年立春の割合は ほぼ同率です。」(p142)

とのこと。

今まで 立春と旧正月の どちらが先か、なんて
考えたこともなかった。







寒さに耐えて 頑張っている今年のビオラ。 まだ株は小さい。
雪の中の花の写真を撮れて、嬉しい。4日の撮影。





「新春」とか「迎春」とか「頌春」とかの言葉は
旧暦の正月にこそ ふさわしいと思う。

今は如月(きさらぎ)、
着た着物の上から更に重ね着したくなるほど寒い時期だけれど
これからはどんどん暖かくなる(はず)。

日は確実に伸びて 夕方暗くなるのも だいぶゆっくりになった。







子ども達が居た場所に 5日には大きな雪の玉がふたつ。
こどもたちの匂いがするかい? 上に乗せるには大き過ぎて重すぎた? 



きょうは だいぶ土手の雪も融け、
この大きな雪の玉も小さくなっていた。

家の裏側などの日陰では まだ雪は残って(しかも、凍って)おり、
ガードレールの陰になるところには 
細くて白く長い 雪のラインができていた。

「東風解凍;はる風、凍りを解く」の季節、
スリップ事故の元だから 雪も早く融けて欲しい。



6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
雪だるまかな (きらら)
2008-02-06 18:24:04
大きいのを作ろうとした様子ですね。
寒くても散歩にでると花にも出会える。よし、わたしもと思ったけれど、もう夜だし(^^;明日にしようかな(常に弱腰…)
返信する
今日は大晦日 (arfa)
2008-02-06 18:41:21
中国では大晦日には手作りギョーザで お祝いするんだそうですね。忙しい人は作っていられないから 冷凍もので済ますんだろうけど 日本の騒ぎも耳に入っているから心配だろうね。
旧暦って農暦とも言うよね?言わないかな?

シャーベットの中のビオラ いいですね。私は過保護で 天気予報をみてビニールトンネルを作ってしまいました。
返信する
旧暦 (scops)
2008-02-06 22:30:39
私も断然旧暦派。旧暦の方が季節感がピッタリですよね!

旧暦を勉強しようと思って本も買ったのですが、難しすぎてちょっとお休み・・・いや、ちょっとじゃないか。(笑)
返信する
こんばんは (ジョルジュ)
2008-02-06 23:29:37
きららさん、
こんなに大きな雪の玉、子どもでも3人いれば作れるかしら?
カラフルなウエアに身を包んで、3人で雪の上にねっころがったり、
犬っころが3匹?みたいな感じで楽しそうでした!
冬の散歩には 冬でしか味わえない楽しみがあるのですが
私は寒いとめげやすいので(苦笑)、暖かいになったら頑張る所存(笑)。
愛犬のために少しだけ歩いて、さっさと引き揚げましたよ(笑)。

arfaさん、
中国のギョーザは水ギョーザだとか?
手作り派も多いことだと思いますが。。
心配なのは中華街の春節です。
華やかさが欠けると楽しさ半減だと思うんですけど。
「農暦」ですか。調べておきます。(忘れなければ。笑)
寒い季節には 寒くても元気な葉牡丹の方が いいかな?と
凍えそうなパンジーやビオラを見ると思います。
ビニールトンネルとは 過保護かしら? 気持ちはよ~くわかります(笑)。
チューリップにヒヤシンス、そろそろ芽が出てきています。

scopsさん、
旧暦の本、最近すごく増えましたね!
やはり季節感がピッタリ、というのが理由じゃないでしょうか。
梅雨明け前の七夕、とかは 本当にしょっちゅう雨で興ざめですし、
新月の日が一日、というのは すごく納得!です。
arfaさんのおっしゃる「農暦」ともカブリますが
暦に合わせて 農耕の予定を立てていたはずですから
つばめが飛ぶ、とか カエルが鳴く、とか そういう内容も 二十四節季にはあったはず、と思い出しています。
少しずつ勉強したいです。
返信する
 (とほ)
2008-02-08 05:51:24
天気予報で「真冬並みの寒さ」って使われるけど、
真冬っていつだ?と疑問に思います。
今の時期が一番寒いと思ってますが、立春だと言われても
ピンときません。

雪だるま、大きくなりすぎて上に乗っからないって経験あります。
やけになって、たくさん作ってつぶしてかまくらを作りました。
σ(^^)一人だけがひざをかかえて入れる大きさでしたけど。
日陰に作ったおかげで、GW前までかまくらのなごり(氷)が残ってました。

>「新春」とか「迎春」とか「頌春」とかの言葉は
>旧暦の正月にこそ ふさわしいと思う。
そういえば、確かに。これから寒さも厳しくなるのに
春はないだろーって感じはしますねー。
返信する
とほさん、確かに (ジョルジュ)
2008-02-08 09:49:29
今の時期が一番寒いと思います。
でも 「春だわっ」っと思っていると 希望がもてるじゃありませんか(笑)。

小学生の頃 めずらしく30センチほどの大雪が イバラキ県南に降った時に 両親がかまくらを作ってくれました。
入りたいけど 入ったら 背中やお腹が苦しくて(当時は痩せてましたけど) すぐに出たくなる、そんなかまくらでした。。

きょうは ちょっとうららかで 「春~~っ」って感じがしています。
寒いのは辛いのですが もう少しの辛抱ですね。
返信する

コメントを投稿