ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

盆棚

2007-08-14 | なんとなく仏教?
暑い。 

お盆だ。 

お盆は暑いと決まっている。

それにしても、暑いんだけど・・・・・・・・・。(タメイキ)






去年は盆棚をどうしたか覚えていないのだけれど
忙しい上に 義母の新盆が頭にあって
頭の中が忙しかった。

イバラキの亭主の実家に 新しい盆棚を作って飾るから
我が家のは別にいいか、
ということになったような気がする。

お位牌を作って持っているのに
そんないい加減なことでいいんだろうか?(冷や汗)



お盆には 
普段は仏壇の中に納められている仏さまやお位牌を
仏壇の外に出すのが大事、ということだ。

だから、とりあえず、仏壇のそばの出窓に出してみた(笑)。

いいんだろうか、こんないい加減で(苦笑)。








仏壇の中に納まっていた いろいろな仏さまもご一緒に(笑)。

国内の観音さまとか 東南アジアのお土産の如来さまたち。

(我が家は海外旅行は行ったことがない。

 高崎観音くらいだね。)

みなさん、どうか、仲良くね(笑)。

お茶とご飯は上げたけど
・・・ウチにはお膳がないんだった!(涙)





仏壇から出したら 次は結界だと思う。

結界にするための小さな笹くらいは 売ってるらしいから
来年は笹を4本買ってきて
四隅にガラスの空き瓶を置いて 笹を立てて

それから 縄を買ってきて 笹の周りをぐるりと取り巻いて
なんとか結界を張ってみようと思う。

・・・出窓じゃ無理か。。。



でもなんとか 四角く縄を張りたいし 

縄を張ったら そこにはピラピラと飾りを付けたい。

いい加減すぎる我が家だけれど
少しずつ それらしく
日本文化の継承を計ろうと思う。



土・日・祝祭日に忙しい我が家。

お盆休みも忙しい。

今年はお盆の前が週末で お盆の後が週末。

忙しい日が続く。

そんな中、
亭主は先日 土曜日だというのに 実家に帰った。

盆棚を 義父と一緒に組み立てて来たらしい。

忙しいって言ってるのに!

でも 忙しいのは 私じゃなくて 亭主だから。

ご勝手にどうぞ。


6 コメント

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こんばんは ()
2007-08-14 19:33:28
盆の行事をしない我が実家。母の実家では盆だなを作りますが、それは毎年ではなく初盆と翌年の2回ぐらいだったように思います。作り方は青竹と杉の葉っぱで作ります。そこに位牌など出していたかどうか覚えていませんが、盆棚には野菜で作った供え物などが有ったような記憶があります。

お盆には家の前などで松明を焚くのは此処が家ですよと言う目印だとか聞きました。子どもの頃母の実家に遊びに行くと、家のすぐ前の堤防に竹のさきに松明の束をくくりつけて明々と燃やしていました。

松明に火を付けに行くのが楽しみでもあり、伯父や従兄達に早く行こうとせがんだらもう少し暗くなってからと言われました。その伯父も松明の明かりを頼りに戻ってくる人になってしまいました。

今年の月遅れ盆は週明けに始まり、終われば週末ですね。忙しさも倍増でしょうか。旦那様が忙しいと秘書さんも忙しくはないですか?
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いろんな風習があるんですね・・・ (ちーちゃんまま)
2007-08-14 22:44:45
位牌を出してあげるのは、初めて知りました。
うちの実家でも、玄関をあけ迎え火を灯しました。
三日間、ままごとのようにかわいい器に食事も作ってあげるそうです。
明日は、送り火もすると言ってました。

主人の実家のお墓は北海道なので、行けないのが悩みです・・・
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盆棚 (ぱぷりこ)
2007-08-15 10:09:21
ジョルジュさんが出窓なら私もそれで・・。

盆棚もお位牌を仏壇から出すことも、わかってはいませんでした。
結界の飾りも当然サッパリです。

今は時間がかかってもお寺まで行けますが
子どもの代になったら、こっちまでくるかしら・・
私達が住んでる周辺に移したほうが良いかな。
などどお盆やお彼岸には思います。

お盆がきたら“我が家ではこんなことをするのよ”
という小さな決まりを作ってあれば子どもにも伝えられますね。
ジョルジュさんのような日本文化の継承とまではいかないけど
基本を知って我が家にも取り入れたいな。
良いこと教わりましたーー
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あづいですぅぅぅ (ジョルジュ)
2007-08-15 10:49:45
風さん、きょうも朝からあづいです。

盆棚のお供え物は 小麦製品である うどんや そうめんなど、
それから夏の収穫物であるカボチャや茄子、キュウリ、すいか、などでしょうか。

(あ! 茄子の牛にキュウリの馬、作って飾るのを忘れてました!
 お店で買ってきたまっすぐな茄子やキュウリでは
 割り箸で足を付けても 動物に見えなくてねえ。。)

静岡の方の出身の方に やはり松明を灯す、と聞きました。
目印の火が大きくてはっきりしていて 死者の魂が実家を見つけるのが容易そうです(笑)。
それを笹の先に付けたら ゆらゆらと揺れて 幻想的だろうなあ、と想像しています。
死者の魂は 現世とは昼夜逆転しているので
移動は日没後らしいです(笑)。

この週末は 忙しさが それほどでもなかったんです。
これはこれで 心配になります。
収入が減ったらどうしよう。。とか(苦笑)。
亭主は きのうもきょうも どうにか仕事が入って出かけています。
きのうの私は 優雅な奥さまをしています。
ということは、アポなしのお客さまが少ないということ。
・・・収入が減ったら困るなあ!(笑)
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あづいですぅぅぅ 2 (ジョルジュ)
2007-08-15 10:55:41
ちーちゃんままさん、
私は関東地方のなかでぐるぐるしていましたから
切符を予約しないと帰省できない、という苦労はしたことがありません。
北海道は・・・遠いですね。

盆棚というのは 当地では 畳1畳ぶんくらいの大きさで
組み立てはひとりではできません。
建具屋さんに組み立ててもらっている独居老人もいますが
心づけが必要ですし 建具屋さんもお盆前が忙しいでしょうね。

そんな大きな盆棚でなくてもいいから、
仏壇の外に出してやるのが大事なのだ、と教わったのです。
パパやママの 昔の学習デスクなんか、ちょうどいいと 私は思うのですが。。
(不謹慎?)
親戚が大勢集まった後の送り火は 亡くなった親しい人も帰ってしまうし 寂しさが倍増ですね。
夏も終わりに近づきます。
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あづいですぅぅぅ 3 (ジョルジュ)
2007-08-15 11:06:19
ぱぷりこさん、 
お! 出窓派、増殖中?

子どもの頃からの お盆の風景というものは 相当変わってきていると思います。
都会ではなおの事。
仏壇のない家の多い住宅地では もう 風物詩と呼べるものはないに等しいのでは?

私が子どもの頃は・・・お寺でしたから、フツーの御宅とは違っていたと思います。
違っていたとは思いますが 
浴衣を着せてもらって 赤い帯を結んでもらって嬉しかったこと。
カラフルな子供用の小さめの提灯に 火を入れてもらって 嬉しかったこと。
蚊にいっぱいさされたこと。
などなどは 一緒だったと思います。

実家では 来てくれる親戚もいなかったし(来られても困った!)
父は毎日 棚経に出かけていて 声を枯らして帰ってくるので 怖かったし(苦笑)
ご馳走もあんまり記憶にないし(苦笑)。。

でも ある程度大きくなって 手伝い力を期待されるころには
お寺にやってくる小さい子の浴衣姿とか カラフル小さめ提灯の可愛さとか
たくさんの提灯が ゆらゆらと墓地への道につづいている風景とか
あっちこっちでかわされる(イバラキ弁の)挨拶とかが
とっても「イイナー」ってカンジで 好きでした。

いい加減すぎる?ジョルジュ家のお盆行事ですが(汗、汗。。)
基本を踏まえて あとは臨機応変、ということで
これから もう少し考えて 年々きちんとしていければ、と思っています。

送り盆のことも考えねば!(笑)
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